イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

心理学的<夢>リストアップの効用!

2009-09-23 | 第十章「今ここでの恩寵」

 50年以上生きているが、その間に両親を通じての、様々なスリコミや学校教育、企業教育の影響。仲間や家族との生活を通じて、自分が直接経験したこと。そして、身体の成長や老化の影響。

 そんな中で、自分の夢(理想領域)が形成されていく。

 どろどろとした情念のような夢、美しい夢、何でいまさらといった夢、そんな様々な夢(理想領域)をリストアップしてみた(人には絶対に見せないノートに)。

 倫理道徳から離れ、できるだけ素直に書き連ねてみると、意外にも自分の生育史や日本文化、生物的な傾向など、見えてくるものがある。

 ずっと見ていると、こんな夢を持つ自分が愛おしくなってくる。不思議なものだ。

 孫悟空がお釈迦様の手のひらの中から逃れられなかったように、身体や生育史からなる心は限界があるようだ。勿論一方に、それを乗り越える何か、安心しなさいと囁く声もある。

 そのリストから、自分の腑に落ちる、優先付けをしてみたらどうなるか。自分の死に向かって、悔いのない人生を送るための、当面の活動計画に連なるかもしれない。

 あるいは、そのリストから、自分の悩みや囚われの原因が見えてくる。暗い感情の原因は、理想領域が大きな要因といわれている。

 無理なく、のんびりと思索してみたい。明日は勉強会だし。

 ・・・すでに夏は去り、読書の秋であり、思索の秋である。

<日本人 7/8>

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