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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

≪断念≫を成功させる! (断念と再生 8/10)

2011-03-09 | 第七章「光と復活体」

 日常生活では、本当にいろいろなことがある。日々いろいろぶつかり、判断をするなかで、小さな断念から大きな断念まで経験したり、新たに湧き起る希望を胸に頑張ったりする。

 今日は、断念について考えてみたい。

 若いころには、人生の節目となるような挑戦と成功、失敗・断念を経験した。あるいは、そんなに大げさでないようだが、日常のちょっとしたことで人間関係に思わぬ影響を与えたりし、その結果を受け入れて何かを断念することになったりする。

 今までの人生を振り返ると、例えば若いころの断念あるいは挫折の多くは、多くは時間がたてば、新たな希望が生まれたりし、くよくよ考えるようなものではなかった。逆に、断念や痛手は、次のステップへの大きな糧だったように思えてならない。

 ただ、私の中年のある時期は現実吟味力が低下し、潔い断念ではなく、変な挫折感を引きずりつつ、物事も悪い方向で進展していった。往生際が悪いというか、病的な悪い断念というのもあるようだ。

 さて、良い断念、悪い断念。それを決めていくものは何だろう。様々な要因があるものの、自己実現の3つのポイントをどのように想起し、思索したかで決まってきたように思える。

 ①自分は何のために生きているのか?②生き甲斐は何か?③自分の身体、成育史、魂を大事にしているか?

 大海に浮かぶ船を考えれば、嵐に会った時に、①舵取りをしっかりする ②希望をもつ ③船体・乗務員・経緯を大切に思う。そんな感じである。

 断念と再生 8/10

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