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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

縄文という視点を持ってると退屈する暇がない!(縄文からの風 ④7/10)

2015-02-19 | 第一章「意識と知覚」

 最近、縄文オジサンと呼ばれたりするが、かなりのめり込んでいる。そして、冗談ではなく縄文時代を背景にした歴史小説を試作してみようかと。。。

 そんな風になってしまうと、何となく眼付がおかしくなり、普通の景色をみても5000年前とかの世界がちらつく(笑)。この道路は縄文海進のときは河のそこだったのだろうか・・・とか。この川(小さな川でも)は何処から何処に流れていくのか・・・とか。縄文時代の交通手段としては、舟が発掘されているので、やはり川と海が移動のポイントだと思っている。

 そんなことで、近くの川を変な眼で観る。今日の発見(よくぞ還暦すぎまで知らないで生きていたねといわれるかもしれないが)は、山中湖が水源で、相模川になり相模湾に流入していること(いったん北上して南下するのを地図で見て驚いた)。諏訪湖が天竜川と繋がっていること。

 それから、こんなこともある。内陸部で縄文時代は塩をどのように入手したのか。もちろん海からという考えもあるが、ネットで調べると山塩というものが今でもあり、温泉から塩分を抽出し味が良いということで販売したりしている。温泉考古学でも研究されているようだが、まずは研究より味わいたい!

 富士吉田市の火祭りも、単に昔からの奇祭ね・・・で済ませず、諏訪神社との関係とかいろいろ気になることを調べたりする。縄文時代の文化は、どうも記紀から意図的に排除されたようで、多分文字のなかった縄文文化の多くは普通に記録されることなく闇の中に・・・。しかし、研究者はいろいろあの手この手で炙り出そうとしていて大変なだけに楽しみである。

 同じ場所を見たり、通過したり・・・そんな時は記憶にも残らないことが多い。ただ、時間を変えて視点を変えると物事は全く違ってみえてくるものだ!

*写真は勝坂遺跡公園の竪穴住居。

縄文からの風④ 6/10

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