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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

命を大事にしているだろうか?(縄文からの風 ④ 9/10)

2015-02-21 | 第五章「和解と平和」

 今の時代は犬や猫、動物をどこまで大事にしているのだろうか?そんなことを、今日は考えている。例えば5000年後に考古学者は今の時代をどう判断するのだろうか?

 犬は、一番先に家畜化された動物と言われる。いろいろな説があるが、ネアンデルタール人が生きていた3万年前ごろにも家畜化されたという学説もあるらしい。

 日本では縄文時代から家畜化され、人間のよき存在であったことは確実なようだ。縄文時代は犬の墓まで存在し、家族の一員として大事にされていたらしい。先日述べたが、障害を持った人に対しても実に大切に扱った時代だった。

 弥生時代は、一転して犬は食べられることが多かったようだ。そして、人に対しても戦争等厳しい時代だったようだ。

 有史時代になっても、いろいろあった。どちらかというと弥生時代に近く、あるいはそれ以上に犬にとっては厳しい時代だったようだ。

 これらは、環境考古学の知見のようであるが、何となく判る。動物と人との在り方は、人間社会の投影といったことがあるように思う。今の時代は将来の考古学者はどう判断するだろうか?

 そして、時代というような抽象的な言葉を使うより、自分はどうなのか素朴に考えてみる。春の、復活祭や花祭りの前のこの季節は原点に戻って考える大事な季節だと思う。

縄文からの風④ 9/10

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