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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

五感とコミュニケーション・・オンラインは大丈夫か(4/10 真善美に触れる・・今も縄文も)

2021-08-10 | 第二章「五感と体感」

コロナ禍の中でのNPOの活動で少人数でのオンライン勉強会をはじめて一年近くなる。大学等での講義をオンラインに置き換えて賛否両論があったり、医療のオンライン診療でも賛否両論があるのは知っていたが、「生き甲斐の心理学」はどうなのだろうかと正直不安であった。そして、最近同じような内容の勉強会を対面の勉強会とオンライン勉強会で行う機会があり、身をもってその違いを学ぶことができた。

Zoomなどのオンラインツールで音楽を皆で演奏することはなかなか難しいという指摘が当初からあった。オンラインは電波を介してコミュニケーションをするわけで、本来は感じない音のずれが光の速度でも問題になるような距離を電波が走るのだろうか、ずれが問題になるのだ。これは音楽だけでなく、体操などでも気になるところである。自分の動きをオンラインの画像を通じて見ると微妙にずれているのが分かる。日常の中で相対性原理?が実感できる時代になったと喜んでいるばかりではいられない、相互コミュニケーションに大きな問題があるのだ。これは、日常の中では意識されない問題かもしれないが、無意識の世界ではどうだろうか。普段と違う緊張を強いてしまい。会話がぎこちなくなり傾聴や感情の理解という面で障害になると思う。

一方、オンライン学習では視聴覚教材が有効に使える。従って個人のPC等の環境に依存するところがあるものの、素晴らしい映画やテレビ番組を見たりするのと同等の一方向の質の高いコミュニケーションは可能であり、場合によれば対面の勉強会より効果を上げることができるのではないだろうか。

同じ場で、同じ肌感覚(五感)でコミュニケーションをゆったりとする。これは本来的な相互のコミュニケーションとしての傾聴や感受性訓練の基本であり、その意味でオンライン勉強会はせいぜい補助的な役割しかできないように思われる。しかし、交代で話題提供するような形式など工夫次第で良質の映画並みに有益なコミュニケーションを提供できると思われる。

さて、縄文時代はどうであったか。残念ながらオンラインは当然無かったので、五感豊富なコミュニケーションであったことは間違いない。ただ私の家の近くでは、5000年前は拠点集落で50人とか100人といった結構三密の環状集落のくらしがあったように推測出来るが、4400年くらい前から環状集落を営むことは難しくなり、ぽつんと一軒ではないが、意図したのかしないかよく分からないが、村というには希薄な状態で少人数で暮らすようになっていくようだ。もちろん竪穴住居ではなく別の形態での住居があったのではなど異論もあるが、私は結構別れてすむようになったのだと想像している。ただ、その原因が意図した危険分散であったのか、離れても住める技術的裏付けがあったのかは不明だ。ひょっとしたらZoomのような、テクノロジーの発見があったのではないか。妄想はふくらむ。

4/10 真善美に触れる・・今も縄文も

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