イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

不安感を煽られても平安感を意識・・暗い感情と明るい感情のバランス (1/10 宝のストレス曲線)

2021-08-23 | 第二章「五感と体感」

毎日のようにコロナ禍や自然災害の報道。それもずっと。普段でさえ明るい話題は少ないのにこうしたテレビや新聞を見続けていると本当に暗くなっていく。本当に暗くなるとは、生き甲斐の心理学でいうところの不安感から怒り、怒りから身体症状、身体症状から鬱、鬱から錯乱というようなストレス曲線の昂進なのだろう。

そして、怒りの段階ならまだ良いが、身体症状や鬱症状になってしまうと自分だけでは解決できない。人の心は身体のように分かりやすくないが結構もろく、簡単に参ってしまうものだ。

それを臨機応変に平安感や友好的感情などに転化していくには、いろいろな方法があるが、そのうちの一つは明るい感情(幸福曲線)を意識するということだろう。コロナ禍の中、近くを散歩したが、もう秋が近づいていた。二十四節気では処暑の頃。梅雨のころには栗の花が咲いていたが、今は立派な実をつけ時には道ばたに落ちていたりする。



野の草花も心を癒やしてくれる。もちろん小鳥のさえずりも。五感をとおして平安感を意識することは、この時期とても大切な事だと思う。


 

こうして平安感を意識していると、暗い感情の元になっている問題がふと解決したりする。お風呂とかトイレなども平安感を獲得できる場所もあるが、もっと良いのは、近くの好きな神社・仏閣・教会等や好き本や趣味もあるかもしれない。

一日の中で、不安感に駆られてばかりでなく積極的に平安感を意識することは困難を乗り越えるポイントではないだろうか。

さて、こうした知恵は近代の約100年の歴史を誇る臨床心理学の知恵だけでは無いように思う。最近、縄文中期の中部高地や関東の釣手土器(ランプ?)の写真を見ながらうなった。中期の釣手土器は表から見ると柔和な女性に見え裏を見ると奇怪な形相をしているお化け?に見えたりする。日本神話のイザナキ・イザナミの冥界物語と関係が深いと指摘する人もいるが、暗い感情(ストレス曲線)と明るい感情(幸福曲線)が表裏というのも実に意味深長である。人のもつ心理の世界をすでに5000年まえに熟知していたのではと唸ってしまう。

秋も近づき夜も涼しく寝られるようになってきた。明るい感情と暗い感情のバランスをのんびりと考えこころの健康に想いを馳せたらどうだろうか。

1/10 宝のストレス曲線 

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