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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

久しぶりに新聞を購読する・・大人への道は今も縄文も(5/10 真善美に触れる・・今も縄文も)

2021-08-12 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

自慢ではないが10年前くらいから毎日の新聞購読を辞めていた。ネットで十分という判断があったからだ。ところが、先日ある映画を見て真実を報道する新聞記者に感動を覚え、某紙の試し読みを申し込んだ。そして夕刊を読んでいたら縄文関係も充実していることが分かり(笑)即購読することに決めた。

「生き甲斐の心理学」の学徒であるので、若い頃の新聞購読についての行動をつい思い出してしまう。新聞購読の原型探しというのだろうか。親元で読んでいた新聞を就職してすぐ赴任地で何となく購読し始めた経験より、少しはサラリーマンらしくなり経済紙購読に切り替えたことがそれかもしれない。いろいろあるが新聞を購読すること(辞めることもあるかもしれない)で自分を何らかの鋳型にはめ、職場や客先で話題とし、生活面でもテレビ欄を見てテレビを楽しんだり、連載小説の楽しんだり、株情報に一喜一憂したことも。そんなことで周りと一体化し安心感を得る材料となったのだろう。青年のころの若い故の自己混乱感を解消し安定するのにも役立ったのだろう。

日本の文化の特徴を言い得た、土居健郎先生が書かれベストセラーになった「甘えの構造」がある。話題になった忖度とか「お友達との悪巧み?」、過度の同調圧力などは悪い意味での「甘えの構造」の典型かもしれない。大災害などで言われる安全神話をはじめ、信じられない無防備な危機管理?やコロナ対策にも繋がり実に心配である。

しかし一方「甘えの構造」は、家族的な雰囲気の中で仕事や研究が創造的にできるなどのプラスの側面があり、日本の高度経済成長等を支えたのだと思う。私は居心地のよい「甘えの構造」は嫌いではないが、重要な意志決定の世界ではいかがかと思う。自己肯定・他者肯定のスタンスが崩れ、公平性がない判断や保身を図ったとしか見えない決定は赤信号だ。もちろん、自戒をこめて、政治にもっと関心をもち私達の幸せを託す選挙に真剣に取り組むべきなのだろう。

さて、このところ3000年前から4000年前の縄文土器や土偶の図像を色々勉強している。私が住む東京にも、特定の部族といったらよいか地域集団といったらよいかが住み、ある特徴のある身体装飾をしたり衣装を着たりし祝いの席に出たり、生活の中での道具もあるデザインを大切にする。これは新聞購読とその心理的効果がちょっと似ているように感じる。ただ、縄文時代後期では人生の節目(結婚など)には強烈な抜歯の習慣があったりし、私が新聞購読を始めたり辞めたりする程度から一桁も二桁も真剣な覚悟をしていたように思う。

ただ、私は縄文時代の先輩と同じように死すべき存在であり、その意味で甘えの構造かもしれないが子孫のために、あるいは日本の真善美のために新聞購読を決めることにする。ちょっと大げさかな?

5/10 真善美に触れる・・今も縄文も

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