感情というのは、自分という謎の存在に根をはった何かである。へたな理性よりよっぽど深い。生き甲斐の心理学を20年以上U先生から学ぶ中(勉強の仕方はもちろん濃淡があり、馬齢かもしれないが(笑))で、感情の深さと尊さを大いに学んだようである。
それ以前の私は感情は余計なものくらいと考えてところがある。しかしこの勉強で、感情の意味を考えることは人生を豊かにいきるために大事なことなのだと痛感するようになった。暗い感情・・不安、怒り、身体症状、ウツ、錯乱を感じたら、その意味を深く肯定的に考えることで、世界を変えることができる。明るい感情・・平安感などをその場で終わらせずに、アイデンティティの統合、防衛機制のコントロール、現実吟味力をきちっと保つことで、幸福感や統御感にまで育てることができる。
そして、感情を学ぶことは不思議な訓練でもある。感情を学習してもこの世的な栄華を得るわけでもなく、武道に似て日々のストイックな訓練に近い。奢れば大事なことに気が付かなくなり、卑下すれば成長のチャンスを失ったりする。自他肯定の不思議なバランスは、めぐみとしての訓練をさせていただく有難さの中で保たれるようだ。
8/10 愛の孤独から
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縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。
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森 裕行
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