昨日の夕方は外にでて寒いけど五感で正月を味わった。写真は残照の西の空だが、遠い山の際に丹沢山系の最高峰・蛭ケ岳の山頂がちょこっと顔を出し、月も三日月。縄文人も喜ぶような夕方だった。
人・生命体のセンサーは五感(視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚・・)をベースとした感情だと思う。この感情が正確にとらえられ、さらに前向きに解釈されていくと好循環がうまれるようだ。自己否定的な解釈に陥らないのがこの作業のポイントでもある。
感情には意味があるとU先生の「生き甲斐の心理学」ではよく言われる。明るい感情もそうだが、暗い感情も大いにそうである。何故そんな感情が湧いたか、感情を悪意ある誰かからの贈り物とせず善意の贈り物と考え、それを肯定的に解釈するかが好循環になるポイント。もちろん、感情を吟味する環境にも注意したい。素晴らしい話者の講演会を受講するにも、素晴らしい芸術鑑賞をするのも相応な準備が必要ように、リラックスできる環境が大事。できれば幸福曲線の状態が良いようだ。要はリラックスというか自然体でいる方が感情の解釈はうまくできる。
そんなことを考えていくと、朝、目覚めたときに温かい布団の中で感じたこと、あるいはその日の気分が大切なことが分かる。そして、前向きな解釈がすぐにできることもあるが、いつもの散歩のときとか、お風呂に入っているときなどに・・良いアイデアが生まれ、思考や行動にむすびつけていく。
好循環に居るときは、自分の想いもはっきりしている(例えば縄文小説を書こうという想い、笑)ので、出会いやアイデアも豊かに生まれ、「人は考えたような人間になる」というインドの諺ではないが、いつの間にか想いの方向に向かっていたりする。現実吟味力もさえてきているのだろう。そして生活や仕事も程よい防衛機制(補償、知性化・・)の中で守られ快調に進んでいく。
しかし、今の季節は散歩コースの大栗川では夕日が真正面に落ちてくるようで(日没の位置はすでに北側に向かっているが)美しい。
6/10 年末年始に理想と現実を考える
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