田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

採算が合わない作業・・里山の再生そして炭焼き

2007年10月14日 | 日記
10月14日(日)曇り  昼頃薄日が射す 曇り
午前中は来週の日曜日に集落の公園の草取り作業、堰浚いがあると連絡が入った。
堰浚いは農林水産省管轄の5年間時限立法で「農地・水・環境保全向上対策」http://www.maff.go.jp/j/nouti_mizu/として、『農村地域の皆で取り組もう』とのうたい文句で、環境整備をすれば補助金を出すヨ!!的な仕掛けなのだ。
この町でもあちらコチラで、作業報告書の提出期限が迫って・・・・“作業前と作業後”の写真を撮って申請しなければ!!
と町中のあちらコチラから声が聞こえる。
下記のURLを見て貰えば解るように田舎の山中で生産性の低い田畑を整備してど~しようーと云うのだろうか・・・・
http://www.maff.go.jp/j/nouti_mizu/pdf/0907aramasi_reaf_a.pdf

午後はアナログ人間のITさんが炭焼き学習会をやるというので出かけた。
現地に着くと既に東京から来ているお二方と隣町からのVTRディレクター、が来ていて昼飯を終えたところだった。
やがて仲間たちが来て総勢10名になった。
炭の原材料ミズナラを120cmに切り分けた材を運ぶことから始めた。
竃の入り口まで運ぶと後はリレー式に竃の中へ縦に並べていく。
次は入り口で日を焚きドンドン温度を上げていく・・・・
最終的には既に800℃焼いてある炭を取り出す作業が行われた。
“掻き出し棒”で真っ赤に焼けた炭を竃の外へ引きだして砂を掛ける。
炭焼きは竃出し作業は三分の一くらいで材料を山から切り出して、竃まで運び込む作業が主だという。
次回は楢材を切り出すところからヤルと云う・・・・・

コメント (1)
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