田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

クリーンエネジー 自然農法 理想郷に楽しんだ

2007年10月18日 | 日記
10月17日(水)晴れ 雲は多いがよい天気の一日だった
7時20分に役場駐車場に到着。
バスの中には既に大半のメンバーが乗車していて入り口で会費1000円を払い乗り込んだ。
イベントは町民組織の「ゴミ減らしま専科」と言う少々面はゆい名前の会の研修会がある。
環境を考えるをテーマに“クリーン・エネルギー”“自然農法”を学ぶ研修会となっている。
バスは定刻7時30分に役場を出発し、好奇心旺盛な23名、会長の朝の挨拶から始まり、研修先の説明、次回のイベント「堆肥作りの発表会」「収穫祭の打合わせ」と一通りの会議を済ませた。

9時には第一目的地辰野町の「小野工業」を訪ねた。
ここは風力と太陽光による発電施設を施工する会社、自らクリーンエネルギーを徹底したエコ・マンションを経営している。
風力発電はプロペラ式ではなく縦型のブレードを回転するもので300Wの出力があるそうだ。音も静かで、支柱を触っても振動は感じられない。
また、この会社では3種類のデンキ自動車を所有しているとのこと。
見学した後にバスに乗り込み少し離れた山間地へ向かい、マイクロ水力発電装置を設置して有る場所へ向かった。
8mの落差を直径100mmのパイプで水を落とし、ローターを廻すシステムだそうだ、最大出力が1kwもあるとのこと、しかし、春は蛙・秋は落葉が大敵・・・・という。
http://www.shinko-elec.co.jp/eco_gene/Default.htm

昼食を挟んで次に向かったのは、“(財)自然農法国際研究開発センター 農業試験場”http://www.infrc.or.jp/nf/nf.html
社屋へ着いたのはまだ昼休み中だったが、迎え入れ直ぐに説明をしてくれた。
説明には農業が好き自然農法の不思議を解き明かそうとしている姿が見える石綿さんが担当してくれた。
試験農場へ向かうと立派なキャベツや白菜がびっしりと並んでいるが、化学肥料は一切使わずに、農薬や殺虫剤も使っていないと言う。
循環型農業そのもを実践していて、連作はいけないと言われるナスも5年間同じ場所で作っているが、その中で連作障害が起こらないものが出来てくるそうだ。
畑も不耕起栽培で表土の5cm位を耕転するくらいで、残渣を大切にして次の作物の肥料とするそうだ。
正に理想的な自然農法でいつかは到達してみたいものだ。
もっと時間を掛けて微生物の問題など実践的な知識の講義を聞いてみたい。
時間一杯を畑で説明していただいたことに感謝し礼を述べてバスに乗り込んだ。

帰りには安曇野の“大王わさび農場”を見学して帰路についた。
予定通り5時に立科町役場到着・・・
大変勉強になりました。。。
コメント (3)
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