12月2日(日) 快晴 風もなく穏やか 午後には暖かな空気が広がる
師走12月に入ると山裾集落恒例の収穫祭が行われる。朝から準備に入る若妻会、呑龍会の衆が時前のドロ付野菜を持ち寄る。男性陣は外の冷たい水道で芋や人参を洗い、女性陣は中で刻む。メニューは定番の豚汁、もつ煮、特製ポテトサラダ、根菜類の掻き揚げなど豊富な食材を全て調理するのもお手の物。中でもメインとなる蕎麦は地元産の蕎麦の実は粉にするには間に合わないと町内の南部のものを利用した。コネ方、伸ばし、斬ると三拍子を得意な者が担当して、外では煮えくりかえった釜が待機した。
開会は定刻どおり11時30分小さな集落ながら17世帯の各々から参加して賑やかに始まった。長老のM氏の挨拶のあと、こちらも毎回来賓として姿を見せてくれる町長の挨拶に続き、町の今を解りやすく話してくれるのが嬉しい。
こう言う賑やかな年中行事にも合理化を図ろうと云う意見に従って、早朝からゴミステーションの大掃除とビンやカンを改修するカゴも綺麗に洗った。手の空いた者は集会所のガラス掃除、倉庫の片付けなど今までは暮れにやっていた大掃除も前倒しで収穫祭の行事となったことに違和感はなかった。
宴たけなわになって少し落ち着いたところでBINGOゲーム、役場の地域担当職員の方から提供された品々や各家庭から持ち寄ったものでクリスマスが来てしまったかのような大賑わいで予定より30分も越してお開きとありました。