田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

田舎に住まうこと 金集めも時間を合わせて

2012年12月08日 | 日記

12月8日(土)  曇り  荒れ模様の天候  粉雪混じりの突風が吹き荒れる

予定は未定と自分に言い聞かせ、風が強く吹きうなり声をあげているので庭の片付け作業を止めた。こうなると家の中のは暖かさが如何に幸せか実感する。鉢植えのフクシア(Fuchsia)はいつもの年ならば短く切り詰められてボイラー室に置かれていたが、今年は僅かに蕾を見せていたので、枝を伸ばしたままリビングに入れると花を開き、更に新しい蕾も持ち始めた。外の寒さは時間を追うごとに雪を呼び、地面に落ちた雪も風に吹き飛ばされている。

午前中に集落を一廻りして地区の費用を集める予定だったが午後に廻した。しかし、午後になっても風は弱くなるどころか益々強くなる。こう言う日でも農業者は仕事をしていると云うので午後3時に合わせて家をでた。山裾の住む地区では集落の常会費が年額15,000円、地区の費用が18,500円となっている。これを3期に分けて払うのだが、集金する役員もそれなりに苦労がある。今日は俺が6000円を集めて各戸を訪ねるが、不在のところは1軒だけだった。冷たい風が吹く中をいつもより元気な声で挨拶をする。寒さが厳しいと財布の口も開きにくくなることを承知でのこと。「区は近頃どんなことをしてるだぃ」とか「こんげつぁ~部落費もあるだにぃ~」とやんわりと集金に牽制を投げかけて来るのだが、この寒さのなか元気よく声を掛けられてはそう言う台詞は少ない。また、玄関から行くのが正しいのだろうか、茶の間のある縁側に廻るのも裏技だろう。

一軒だけ留守のところがあったが、何時何分に俺が来たと目的を書き添えて入口の目の付くところにしっかり貼り付けておいた。やはり夕方には電話があり明日に待って行くと云う。ほぼ一日それも1時間半で集金を済ませることができたのも田舎暮らし10年の経験からだろう。家に戻ってからは集気した金額と一覧表で確認をして今年度の地区の集金は終えた。

 田舎に住むと云うことは役も廻ってくる

“やじゅん(家順)”“ほっぺた廻し”いろいろあるが

年齢制限はどうなっているのだろうか

知りたいところだ

コメント (2)
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