田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

鹿との攻防 集落総出での鹿柵の補修

2012年12月09日 | 日記

12月9日(日)  太陽と雪が同時に降り注ぐ 極寒の一日

朝日が昇るのを見て一瞬喜んだがやがては雪が舞い始める。降ると云うよりも風に舞うのだが、それが冷たい。朝8時に集落の公園に集合した8人の精鋭。昨年の暮れに畑を鹿の食害から守ろうと鹿の進入を妨げるネットを張り巡らした。これは長野県の有害鳥獣進入防護柵事業として町の西部、隣町との境にネットを張り巡らした。

この一年ことある毎に補修をしてきたが、今回は町が新たに頑丈なネットやパイプを支給して山裾の地区に320セット配り、今日は集落を囲む6kmを一斉に補修した。軽トラ四台に分乗して先ずは資材を取りに、全長4mにも満たない車に5mの単管を載せるのには苦労した。山道を登るには後ろを長く出しておくと引きずってしまう。フェンスも60枚を載せると重量も相当なものになる。なんとか積み込んで山に向かうと日陰では既に地面が白くなっていた。

寒い日だ。このような作業をするのになってこったぁ でも、誰も不平を言わないのがスゴイ。昼休憩は中途半端になると一気に作業を通した。

鹿の通り道では直しても直ぐに壊されるのでフェンスを支える縦管に支え棒をしての防御となった。マニュアルどおりにフェンスを組み立てるには現場に合わないと臨機応変、鹿が何処かで見ていて欲しいと思うぐらいの工夫を凝らした。フェンスの二重張り、山の斜面では高さを二倍に、5mの単管を上下2本カーブするところに貼り付けて丈夫さを倍に ・ ・ ・ 

人や車が畑に通うのに通る道

開閉式のドアが付けられている

鹿はこのドアの開くのを知っている

今度は頑丈に設えた 鹿は通らないだろう

鹿との知恵比べだけでなく力でも向かってくる

今日一日の作業鹿たちは何処かで必ず見ている

明日はもう一度見回りをしてみよう

 

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