12月4日(火) 晴 雨 曇り 中途半端な天候
このところ朝昼夕と姿を見せるジョウビタキ、今朝も仲間を呼んでいるのか金属的な透き通る声で呼びかけていた。昨日の一日を振り返り、記録を残すことはパソコンに打ち込み、受け取った印刷物はファイルに収めた。
何かに追われているかのように次から次にやらなくてはいけないことが湧き出して来る。そのことが起こったときに処理をしていれば良いことは充分に承知している。昨日のことだが、午前中に環境フェアの会計監査を役場の会議室で開かれるので時間に合わせて出かけた。承認してハンコウを押す時間はほんの数秒なのだが、あれやこれやと30分以上もかかってしまった。一端家に戻ると忘れていたことが待っている。忘れている訳ではないが ・ ・ ・ 取り敢えずと云うのがいけない。先月25日の集落の道普請の事業報告などPCに打ち込んでいると、いつものジョウビタキが視野の中に飛び込んで来る。こうなると作業はしばし休憩となてカメラを構えるが、こちらの都合に合わせる意思はないようだ。
昼には運転免許証の書換があるので隣町の大型交番・免許センターに向かった。高齢者講習を受けた者を相手に特別に時間を区切って手続きをしてくれる。しかし、これがくせ者で高齢者扱いは免許証でなく、運転者を中心に扱っていることが解った。あんたは高齢者だよとたたみ込むように丁寧に親切に手取り足取り、己の齢よりも数倍の扱いを受けて時間短縮よりも自信喪失と云う方が正しいようだ。
昨日を思い出さないように、一日を届けられた「農地水」の作業日報を整理して、各集落で行った作業の時間計算と費用弁償の集計作業に没頭した。朝の雨から太陽が雲の間から顔をだしても、PCに向かいっぱなしで夕方を迎えた。僅かに背筋を伸ばそうと東の窓に向かうと隣の集落は半分山の陰で陽が陰っている。雲も不思議な上昇気流に隔たっているのか垂直の壁があるかのように光が閉ざされていた。
スポットライトを当てられても
冬色の木々は紅から茶色に変わり
陽が陰ると冷たい空気が流れ込む
暗く寒く冷たい夜が来る