田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

人の衰えは 好奇心を失うこと

2007年10月16日 | 講座受講
10月16日(火)雨  曇り ・・・・ 風が冷たい一日
朝には止む予報を裏切り雨が降っている。
どんよりした雲が垂れ込めていると寒さを余計に感じるが・・・・俺にとっては恵みの雨だ。
昨日畑に蒔いた種に水はやったが、一晩中降った雨もさほど激しくはなくしっかりと畑に湿り気をもたらしてくれた。

昼からは小諸のJAで開かれる『第5回元気塾』に出席するために、12時40分に家を出た。
余裕を持って千曲川手前の信号を右折するとあとは快適な一本道、しかし・・・・
途中で道の左隅に「この先・・・」という看板がある、そのまま通過すると更に「全面通行止」と大書き!!
仕方なく右の細い道に入ると直ぐにS字カーブの連続で急斜面を登る。
登坂が続き、脳ナビを駆使して右に左に袋小路では引き返し・・・・
最後は小諸市内の手前、赤い橋の所にたどり着いた。
会場に当直したのは3分前で、席がほとんど埋まり前から2列目に案内された。
いつもは後ろのほうに座るので落ち着かないこと甚だしい限り・・・

講義内容は「心の健康~怒る・泣く人生よりも笑う人生に~」で講師は群馬県前橋市にあるメンタルヘルス総合研究所の湯沢健一さん
講義の案内には心理学などと書かれていたので胡散臭い輩が来て・・・・・と思っていたが??
話しは「人と人のコミニケーション」「心身一体」「言葉の意味」と云うことを話すと云う。
90分の講義なのに一時間を過ぎても“コミニケーション”の話しが伸びている。要するに心の病気は西洋医学でなく東洋医学の基本である身体全体を含めて診なければならないことを力説していた。
また、“訊く”“聞く”“聴く”の三つの表現で例えるならば、相手の心理をキクには“聴く”出なければならないという。
これは、駄洒落のようだが、キク耳は「十」分に「目」で「心」を支えること。
要するに『聴』の字を分解したような話しだ!!
好奇心があると心が活性化する「人の衰えは 好奇心を失うこと」だそうだ。
また、衰えが始まるのは『年齢×0.7』だという(パーキンソンの法則)
人の心は「痛みは喜びでは感じないが、怒りには激しく感じるようにできている」そうだ。
好奇心の旺盛な山裾の生活は益々意気軒昂・・・明日が楽しみだ
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飛びっきり美味い 落花生の煮豆

2007年10月15日 | 日記
10月15日(月) 晴れ 晴れ 雲は多くなるが・・・・ 夜に雨
午前中は役場へ行き「立科の環境を守る連絡会」に関わる書類を提出した。
また、11月4日の町民課主催の「ふれあい村」に“たてしなエコ・クラブ”としてボランティア参加をすることを申し入れた。
しかし、町民課の担当者が町民主体で運営委員会が出来ているので、Y担当者と詳細を打ち合わせて貰いたいと云う。
今までは役場が主体で全てを仕切るやり方だったのが、町民による運営委員会に任せるようになったのは大改革だと思う!!
担当者が変わったからか?町長が代わったからか????
町民に出来ることは役場が仕切る必要はないと思う・・・
拍手を差し上げたい。
次に道路を隔てた建物「社会福祉協議会」に出向き、10月29日のバザーの準備ボランティアと11月3日のバザーの売り子のボランティアを申し込んだ。
前者の“準備作業”は集落の公民館分館長の立場で、“売り子”のほうは“たてしなエコ・クラブ”として参加することにした。

家に戻ると10時半になっていたが、直ぐに野良着に着替えて畑に出た。
作業は遅れおくれになっている『地豆』(落花生)の収穫をしなければならない。
既に葉が枯れかかっているので更に遅れると、豆が根から外れてしまい収穫に手がかかるという。
初めは草丈が高くなる小粒の種類の枝を丁寧に引き抜き、全てが引き抜かれた後に中央の太い根を引き抜いた。
根にはスズナリ!!に豆が付いていて『地豆』の意味が良くわかる。
一畝を全て引き抜いてから根からはずし、水で洗い終わったら昼飯だとMが声を掛けてくれた。
陽が短いので急いで済ませ、直ぐに次の仕事を始めた。
椎茸の原木を見回すと2~3日前に収穫したときには出ていなかった木に小さいのが沢山出ている。
今年は豊作かもしれない・・・・井戸の水を原木掛けて沢山椎茸がでるように願った。
夕方までに全ての落花生を収穫して水で洗い、生の豆を煮るものと乾燥させるものに分けた。
思いのほか沢山収穫できたのがうれしい。
収穫し終わったところには、苦土石灰、自家製堆肥、ストーブの灰をたっぷりといれて耕運機で2往復した。
ホーレンソーとミズナの種を蒔いて井戸水をシッカリと撒いたが・・・・・
暗くなってから先輩夢酔氏に採れたての地豆をお届けした。
夜に雨が降ることが判っていれば
久渋りに体を良く使った一日にだった・・・・・
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採算が合わない作業・・里山の再生そして炭焼き

2007年10月14日 | 日記
10月14日(日)曇り  昼頃薄日が射す 曇り
午前中は来週の日曜日に集落の公園の草取り作業、堰浚いがあると連絡が入った。
堰浚いは農林水産省管轄の5年間時限立法で「農地・水・環境保全向上対策」http://www.maff.go.jp/j/nouti_mizu/として、『農村地域の皆で取り組もう』とのうたい文句で、環境整備をすれば補助金を出すヨ!!的な仕掛けなのだ。
この町でもあちらコチラで、作業報告書の提出期限が迫って・・・・“作業前と作業後”の写真を撮って申請しなければ!!
と町中のあちらコチラから声が聞こえる。
下記のURLを見て貰えば解るように田舎の山中で生産性の低い田畑を整備してど~しようーと云うのだろうか・・・・
http://www.maff.go.jp/j/nouti_mizu/pdf/0907aramasi_reaf_a.pdf

午後はアナログ人間のITさんが炭焼き学習会をやるというので出かけた。
現地に着くと既に東京から来ているお二方と隣町からのVTRディレクター、が来ていて昼飯を終えたところだった。
やがて仲間たちが来て総勢10名になった。
炭の原材料ミズナラを120cmに切り分けた材を運ぶことから始めた。
竃の入り口まで運ぶと後はリレー式に竃の中へ縦に並べていく。
次は入り口で日を焚きドンドン温度を上げていく・・・・
最終的には既に800℃焼いてある炭を取り出す作業が行われた。
“掻き出し棒”で真っ赤に焼けた炭を竃の外へ引きだして砂を掛ける。
炭焼きは竃出し作業は三分の一くらいで材料を山から切り出して、竃まで運び込む作業が主だという。
次回は楢材を切り出すところからヤルと云う・・・・・

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自候坊・・・ 美味さを知るには月日が要るようだ

2007年10月13日 | 日記
10月13日(土)曇り 陽射しはあるが・・・・ 
午前中はMがTRCのイベントがあるとかで早朝から出かけた。
30分くらい経つとMからバケツを町の老人福祉センターへ届けるように電話る。
ボランティア精神で直ぐに持って行くが・・・・
要らなかったようだ、TRCと云うのは「ツーリング・モーター・クラブ」とでも言うのかと思っていたが?
“立科町リクレーション・クラブ”だそうだ。
俺は家に戻り月曜に予定している草刈や畑の落花生の収穫など作業の段取りをした。
椎茸や平茸、ナメコの原木に水を掛けたりしていると12時を過ぎてしまった。
慌てて軽食を摂り家を出た。
我家の椎茸は立派なものだ!!(写真)
味も食感も天下一品だと思う。。。

昼からは蓼科高校の図書館受付のボランティアがある。
1時15分前に図書室に着き午前中の方と言葉を交わして閲覧室に入った。
昨日山へ行って茸狩をしたときに食べられない茸を多く採ってしまったので、名前を調べどのような毒があるかを図鑑で調べた。
しかし、食べられる茸と毒キノコは載っているが・・・・食べられない茸としては出ていない。
茸の図鑑も信濃毎日新聞社が発行している図鑑にはジゴボウ(自候坊)と載っているが、東京で出版されている本には載っていない。
『自候坊』と云うのも“当て字”カモ知れないし、このような漢字で表すことなど地元のものは知らないのではなかろうか・・・
小学館の新しく出版された日本地図を見るとなかなか楽しい・・・・
いつの日か若い頃を思い出して、地図帳を捲るのも楽しいものだろう。
ふと、このような楽しみも地図を見ることができてのこと!!
忘れずに緑内障の目薬をシッカリと忘れずに射すことにしよう(誓)

蓼高から戻るとMは一度帰ってきているが姿がない、車もないのだ・・・・
一瞬・・打上にでも行ったのかとヨギッタが・・・
晩飯は「自候坊」尽くしだが・・・・まだ茸の美味さが解らないのだ・・・
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癖になりそうな 楽しい一日

2007年10月12日 | 日記
10月12日(金)晴れ 雲は多いが・・・ 雨の心配は無用
12時30分に友人夢酔氏が我家に到着した。
到着と云っても車で5分くらいしか離れていない、勿論、信号なし・行き交う車なしのご近所だ。
夢酔氏とMと俺の運転で直ぐ近くの友人Kさん家族を迎えに行く。

昨日の打合せをした「FKY」こと『ふるさと回帰予備校』で茸狩りの企画をしたので友人を誘っての参加だ。
車で30分の町内の標高1530mの女神湖畔にあるA民宿で落ち合う。
そこの女将さんに案内をお願いして山へ入ることになっている。
準備は長靴に履き替えて、軍手をしてビニール袋を持っての仕度だ、
民宿から車で15分位走ると、落葉松の原生林のところで車を降りる。
ここで女将からの注意事項を輪になって聞く。
一人での行動は禁止、お互いに姿が見えるように確認しあう。迷ったら斜面を登ること、茸を入れる袋は籠が良い・なぜならば籠のめから菌が下に落ちる。ビニール袋はノバラのトゲで破けて収穫したものが落ちてしまう。など等・・・・
ここでの主たる茸は「ジゴボウ」だという。
図鑑で引いても出ていないが「信州だけでの名前」なのか?
※本名はカラマツ茸(学名:ハナイグチ)と云うそうですネ
http://www.p-rg.com/world/kinoko.html
・・・ジゴボウとは信州だけの呼び名なのでしょうか?

総勢10人で山へ分け入ると歩くのに難儀する。
落葉松の巨木が林立するが下はクマ笹がびっしりとはいている。
その見えないところには倒木がありぼんやりしては歩けない。
はじめ頃はなかなか見つからないのだ・・・・・
大きな樹の根元で初めて栗色の光を放つ“じごぼう”茸を発見!!
其れからがいけなかった。
下ばかりみてどんどん進むとあるあるある・・・
夢中で採りながら歩いていると静かさに気がつき、周りを見回すと誰の姿も見えない。
風もなく静かな一瞬とともに不安がよみがえってきた。
ぐるっと見回・・後ろが小高い丘状になっているので急いで登り見回すと、13時の方向に白い帽子が動いているのが見えた。
ここは熊はいると聞いているが白熊はいないだろうと、近寄って行った。
既に皆は車の方へ向かっているとのこと・・・・、もう少しで熊の餌に化したのだろうか????

車のところで、採った茸を新聞紙の上に広げて食べられる・食べられない、食べられない・食べられる・・・・・
一つ一つの茸を女将に聞きながら選別を作業をした。
皆んな沢山取れて大満足!!
民宿へ戻り反省会と食事までの時間で田舎暮らしのあれこれを話し合った。
食事の準備ができたと声が掛かり、食堂へ行くと茸尽くしの料理と、暖かい土鍋のホウトウ、マスの塩焼きとご馳走が並んでいた。
お腹がいっぱいになったところで、囲炉裏端で今日の反省と次回の抱負を語り合い家路に着いた。
癖になりそうな 楽しい一日だった。
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金木犀 箒草 秋は確実に山裾に来ている

2007年10月11日 | 日記
10月11日(木) 晴れ  曇り  夕方からは寒い・・・・
遅い朝食を終わろうとしているところへ携帯が鳴った。
「FKY」のSさんとIさんが急遽打合せをするので商工会へ来ることができる?とのことだ。
これは乗りかかった船、かかわりを持っていかなくてはならないと思う。
食事の片付けは帰ってきてからと・・・・家を出る。

商工会には既にスタッフも揃い話が始まっていた。
要するに秋の景色を取り込んだカタログ写真を作るために、急遽人集めをして茸採りと其れを調理して食べるところまでを明日やるという。
急な話だが・・・とは云うもの本来は11日から13日までイベントを展開することになっていた。
また、日曜日には炭焼き体験会も開くことにした。
あっという間にスケジュールを纏めて打合せを終了した。

午前中は生ゴミの堆肥化作業の後に、庭を一巡すると風に乗って金木犀の香りが漂ってくる。
北側に先のほうは葉が出ていない少しだけ貧相な木に誇らしげに花が着いている。
近くで観察すると厚みのある四弁の花びらがなんとも言えない優しさをか醸し出している。
東京では大きな樹に一杯に花を咲かせていたが・・・・
ここ信州では寒いのだろうか?
もっとも手入れをしていないことにも原因があるのだが、冬場は寒冷紗でもを掛ければ元気がでるだろう。
家の裏の井戸を覗いてみると勢い良く水が沸いているのが見える。
本来は喜ぶべきものだが・・・・地下室への浸水の根源となっているのだ。
畑に向かうと、少し前にまえた春菊やホウレンソー、ダイコンが双葉になっている。
手前には箒草が紅葉して空けの景色を見せてくれている。
ホオキクサを詳しく調べようとネットで検索したら「北信道草図鑑」のサイトに出会った。
素晴らしいHPなので未承諾だが掲載させていただいた。
http://members.stvnet.home.ne.jp/kubookada-k/houkigusa.html
春先には黄緑色のふんわりしたボールのようになっていたのが今ではしっかりと箒の形をしてきた。
花が咲き実は「とんぶり」として陸のキャビアだというが・・・・
我家ではキャビアは見たことがないが・・・・
これは枯れるまで於いておくと冬場のストーブの薪を片付けるとき便利に使えるのだ。

昼飯を摂った後は何となくだるくツイツイのんびりとしてしまった。
役場へ行くのは明日の仕事としよう。
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町のお宝が 山の中で身を潜めていた

2007年10月10日 | 日記
10月10日(水)濃霧 徐々に晴れ  快晴 無風
目覚めとともに東の障子を開けて驚いた。
濃霧だ 霧・・ 直ぐ近くの家の姿も鎮守の杜の木立ちも全く見えない。
朝飯を摂る頃にはキリも晴れてきて向かい野山が見えるようになった。
雲もほとんどなく一日中快晴で過ごせそうだ。

13時少し前に公民館へ着くと既に「たてしな歴史研究会」の面々が来ていた。
立科町の「歴史民族資料館」を見学に行くことになっている。
今回の特別勉強会は町内のグループ「ふるさとプロジェクト」と合同ということだ。
往復は町の教育委員会でバスを提供して貰える。
このところの雨続きで稲刈りが遅れているので、今日の参加者は19名になった。
途中、町の文化財「鳴石」遺跡で休憩した。
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/12_kyouiku/mybunka/04/04.html
ここではS会長の名調子の解説、まるで平安朝の東山道を歩いていたかのように話してくれた。また、研究会から参加者へのご褒美にアイスクリームが振舞われたことも記念的なことだ。
再びバスに乗り30分くらいで目的地「女神湖商店会」駐車場へ着き、ここから徒歩で紅葉の始まっている石畳をあるいた。

歴史民族資料館に入ると薄暗く、カビの臭いがツーント鼻を突く。
既に10年以上の閉館しているのか、観光客の激減と歴史教育が疎かになったことが原因と思われる・・・・
中に陳列している物は想像よりもきれいになっていた。
江戸時代から明治、更には大正昭和の世相に繁栄した生活に関わるものが並べられている。
特に、保科五無斎、六川長三郎、二氏の記録は長野県イヤ日本の宝物だと思う。
五無斎さんの教育論や実践的な教育者としての有り方は現在の学校教育に携わる教師にとっても意味深いものと考える。
また、六川長三郎氏代々の功績は東信州・千曲川南岸の蓼科山麓の水をこれからも飲料水・農業用水として大切に維持していかなくてはならないだろう。

このように立科町の宝をこのような形で置くのではなく、多くの町民が見て、再確認しなければならないだろう。
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淋しげに 風に乗る 赤とんぼ

2007年10月09日 | 日記
10月9日(火)曇り  晴れ  寒さを感じる
午前中は何となくのんびりしてしまい予定のことができない。
当初の予定では6日に行ったイベントのレポートを中央公民館のロビーに張り出してもらうために文書の確認をした。
しかし、作ったものをメールに添付しても、受け取ったほうのPCに同じフォントが入ってなければうまくいかないだろう。
午後にメディアに入れて持っていくことにした。
中央公民館では図書室で調べたいことが有るので、具合が良い。

2時過ぎに公民館へ行きSさんが席をはずしていたので、図書室を先にした。
探している資料が見当たらないのでH女史に聞き、参考となる資料を出して貰った。
生憎、貸し出し禁止の資料のため一部をコピーして持ち帰ることにした。
Sさんが戻りコピーを拡大して正面の柱に張り出して貰った。
これで“たてしなエコ・クラブ”の会員が増えてくれれば良いのだが・・・・

公民館を出ると外は冷たい風になっていた。
久しぶりに東の雲がなく浅間山がキレイに見える。
家に向かうのに中山道の松並木公園を過ぎたところから細井千重子山道に入った。
この場所は浅間山が良く見えるところで、久しぶりに全容を眺めることができると思った。
しかし、残念なことに既に浅間山の上の部分だけに西陽が当り手前の山は暗くぼんやりしているだけだった。
ゆっくりとS字の急坂を下りながら田圃の中の道を我家に向かった。

車をガレージにおいて庭の茸が出ていないか見て回ったが・・・・
残念、平茸もナメコも全く出ていない・・・・
今年は乾燥していた時期が長かったためか?
昨年は10月の19日に収穫しのでまだ早いのかもしれない。
ぐると見渡してイチジクの木を見ると、赤トンボの雌か地味な色をした一匹が葉に留まっている。
しっかりと足で葉を掴み微動だにしない。
寒さに参っているのだろうか、カメラを近づけても動かない。
シャッターを押すと僅かに目をクルリとさせてからふわっと風に乗った・・・
この とんぼ 子孫は残せたのだろうか・・
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音楽を聴きながらの朝食 ゆったりした一日が生まれる

2007年10月08日 | 日記
10月8日(月)体育の日 曇り 雨 昼過ぎに青空が覗く 夕方雨
ウォーキングを予定していたが・・・雨だ
早くから起きて新聞を読み、PCのメールチェックなどを朝飯前にすませた。
朝飯は遅い時間になったが、友人が弾くピアノのCDを聞きながら秋色の音の中で食事が出来た。
ドイツパンと紅茶は友人から、立科産のリンゴと佐久穂町のプルーン、贅沢な朝飯だからゆっくりと時間を掛けたい。
しかし、何故かいつもより多めのパンが皿に盛られている?
聞くところ、少しばかり残しても・・・と返事が返る。
こう云うときの会話は難しい?

食後少しの時間を置いて、NHKTVの小学生合唱コンクールの放送を視聴した。
全国から代表となった小学校の生徒が参加しているが、どの団体も同じようなれべれるでどのように甲乙つけるのだろうか?
それにしても、小学生の大人びた顔と、時代離れした制服が不似合いだ。
NHKに出るから・・コンクールだから・・・と今どき巷では見られない裾の長いスカートにセーラー服、大きなリボン、不自然極まりないと思うが!!
セーラー服といえば高校生でも今では着ないのではなかろうか!!
可笑しな減少がいまだ続いているが・・・
これもNHKの影響だろうか!!

午後は先輩・夢酔氏のお宅へ伺う。
彼のPCが具合が悪いと云うので見に行ったが・・・・
会社時代はPCは秘書がやるものと思っていたらしいが、今では自ら長野県の老人大学でリーダー格でPC教室を行っている。
行動力は大したもので、年間130回のゴルフと家庭菜園ではお孫さんも驚くほどに多種の農産物を収穫している。
また、その奥方たるや同じく老大で果敢に講座をうけていることは、明日の我が身に大いに刺激になること甚だしい。
帰りに農協のコイン精米所によって米ヌカがあるか覗いてみた。
さすが新米の時期、裏側の米ヌカ置き場には山のようになっていた。
軽トラの荷台に米袋を積んでおいたので、2袋貰ってきた。
生ゴミ堆肥作りで米ヌカは必需品、ちょうど少なくなっていたところだった。
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稲刈りの期間は 晴天が続いて欲しい

2007年10月07日 | 日記
10月7日(日)晴れ 高い雲が広がる  曇り
早朝から天気が良く風も適度にあるので秋の気配が眩しい。
午前中は昨日のイベントの記録を纏めたりして過ごす予定だ。
外へ出てみるとヤマボウシの木がすっかりと秋らしくなり紅葉している。
東に回るとこの地区の田圃では稲刈りが始まっていた。
既に端さ掛けが終わっているところや、昨日刈り取ってまだいねが横になっているのも見える。
手前の田圃では同じ集落のSさんが稲刈りを始めたばかりなのか。
丁寧に手押しの機会で刈り取っている姿が見える。
此の頃は大型機械で刈り取り、昨年まで端さ掛けをしていたところが、刈り取ったまま稲の姿が見えない。
聞くところによると、端さ掛けは重労働でやっていられないとのことだ。
一年の米を家族や分家した息子や娘の嫁ぎ先の分まで作っているという。
米作りは楽だと云うが・・・・
昔から見れば楽なだけで、俺のような都会育ちには到底叶わぬ作業に見える。

昨日のイベントの様子を中央公民館でロビーに掲示して貰えるというので写真を編集して説明文を纏めたものをスタッフに確認して貰うためメールで送っておいた。
来場した皆さんはどのように感じたのだろうか?
エコと云っても環境に繋がる前に個人の生活の小さなことが大切になっていると思う。
ゴミの分別や何でも燃やしてはいけないこともエコの一つだが。
都会では落葉すら燃やせば役所や警察、消防署にまで通報される始末だった。
そのくせ、行政は緑を大切にと云って、大きな木が在る家には年間で僅かだが補助金を出しているのだ。
その補助金で何ができるかといえば木の選定をしたり落葉の始末をすることが暗黙の義務化となっている。
補助金の算段では木々の手入れは不可能であり、選定した枝などは燃えるゴミにはあたらない粗大ゴミとなるのだから・・・・

ここ立科町では藁や草を刈った枯れ草などは燃やしても良いことになっている。
一昔と云うよりも、つい最近までは農業用のビニールや霜避けにタイヤまで燃やしていたそうだ・・・・・
今ではこのような状況はあまり見られないが、物を燃やす文化はまだまだ消し去られていない。
落葉を焼く自然の生業を情緒を醸し出すのだが・・・・・
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エコな一日 楽しめたことが嬉しい

2007年10月06日 | エコな はなし
10月6日(土)曇り 晴れ ・・・・・・
朝の曇り空には少々がっかりした・・・
と云うのは今日は“たてしなエコ・クラブ”の「エコを楽しむ一日」というイベントを企画している。
その中でも太陽熱を集めて「ソーラークッキング」でホットケーキを来場の皆さんにご馳走する計画がある。
6時に目を覚まして直ぐに、生ゴミ堆肥作りのダンボールの中へ生卵6個を仕込んだ。
これは醗酵熱で温泉タマゴを作りクイズの高得点の方に差し上げようと思っている。
しかし、醗酵温度が53℃しかないので少々不安・・・・・

8時半に会場の農ん喜村交流センターに着き、メンバー其々が準備を始める。
駐車場脇の芝生にソーラークッカー3台を設置して、薬缶に水を入れて乗せた。
しかし、大きな雲の塊がしっかりと太陽を遮っている。
天気予報とおりに快晴となってほしいものだ。

部屋の中では準備も終わり11時の開始前には会員が集まってきてくれる。
開始の挨拶と簡単な説明を終えると、昼飯を食べる“My箸”作りに取り掛かる。
竹を割り20cmの長さに切ったものを準備してあるので、其れぞれが小刀やヤスリを使って使いやすいように削った。
次に、紙で先を包む袋を作り、布で箸を入れる袋を作った。
ソラークッカーの時間だが、残念太陽が出ていないので中止として昼飯の準備に入った。

昼飯は町内で有機農業をやっているF君の収穫した小麦から作ったうどんと、オーガニック野菜で作った春巻き・皮なし野菜ソーセージ、それに会員が作ってきてくれたじゃが芋のサラダ!!
有機の玄米に稗とアワをいれた飯が振舞われた。
全員が“甘い”“美味い”と絶賛しながら盛り上がって食事時間を過ごした。
お茶に使った湯は昼頃から照りだした太陽の力で沸いたソーラークッカーのものだった。

会費を設定していない代わりに会員から持ち寄った品を、オークションに掛けて全てが完売できたのがうれしい。
今回は初めてのイベントだったが、皆さんが帰り際に楽しかったといってくれたのがうれしい。
エコはしかめっ面で向かうのではなく、楽しまなくてはならないものと思う。
今日の詳しいことは下記URLを覗いてほしい
http://garbageate.exblog.jp/i6/
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美味い米も 畜産ブランドには欠かせないようだ

2007年10月05日 | 日記
10が5日(金) 青空が見える  晴れ 久しぶりに爽やかな一日
朝の陽射しが強く、外でダンボールの堆肥作りをしていると首筋が熱い。
昨夜は雨音が激しかったので、畑に蒔いた種が浮き出ているかと心配になり見回った。
ベタ蒔きをしたので雨水の流れに乗って移動しているが
鋭いトゲがあるので、土に引っかかりうまい具合に留まっている。

昼前に明日使用するレジメ120枚を印刷する。
配布するものは「生ゴミをダンボールで堆肥化する解説書」
また、エコのクイズを大人と子供用、更にそれの回答集を作った。
クイズは先輩でもある友人、夢酔氏作られた先進的ものだ。
簡単に印刷が出来る時代でありがたい限りだ。

俺が仕事についた昭和42年頃は印刷と云えばガリ版刷りで、
ローで固めたような原紙に鉄筆を使い手書きをした。
当時は和文タイプも大きな活字を収める箱をセットして
レバーを動かして活字を探し当てるまでに時間がかかった。
時代が変わり英文タイプにカタカナ表記が出来るものができ、
更にはワープロが出来飛びついて買ったものだ。
ワープロが出来て世の中が広くなったのは文字から遠ざかっていた
ヘタ字・悪筆などで判読できない字を書く御仁たちだろう・・・
ワープロやパソコンの時代になってからは自分の考えを文字化することで
人様に読んでいただけるようになったことだ!!
俺もそー云う仲間の一人であろう・・・・

午後は町から来た配り物を集落の上の班、下の班へ届け、俺の属する中の班には各家庭を回って配った。
留守のところや、犬が急にワンワン吼える家、豆の選別作業をしているお婆さんが話しかけてくるところと様々だ。
集落から少しさがった田圃が広がっているところで、稲刈りと云うか動物の飼料用に米を刈り取っている。
地元・蓼科ブランドの畜産物には地元の穀類を餌にしなくてはならないと聞いていたが・・・
昨年くらいから目立つようになって来た。(写真)
これも農業従事者の高齢化にも起因しているのだろうか?
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我 愛息 イタグレ のSala

2007年10月04日 | 日記
10月4日(木) 晴れ 久しぶりの青空 夕方から雨
午前中は近くへ転居してきたK夫妻を訪ねた。
埼玉県所沢から田舎暮らしを望み移り住んでくれた家族だ。
ご夫妻とお嬢さん、それにMixの茶の大きな犬が家族だ。
6日に我々の“たてしなエコ・クラブ”のイベントがあるのでパンフレットを持っていた。
家に着くと西側の畑で夫君が石灰を入れて畝を盛り上げて何筋か作っていた。
今年は畑の土を慣らすだけだと言う。
南側には冬の葉物野菜が列を成して植えて有る。
都会では出来なかった土いじりが楽しそうだ。
妻君は家の奥で仕事をしていたようだが、座敷に招き入れてくれ、エコ談義をしたり、集落の話しをした。
先日集落の集まりがあり全員に紹介されたようだ。
住み安そうな気持ちの良いところと感じているので安心する。

家に戻るとMもボランティアから戻ってきて昼飯となった。
我々が食事をするときには愛息は自分の食べるものはさておき、ちゃんと椅子に腰掛けて我々の食するものを確認してる。
豆腐やじゃが芋などは彼の大好物で、座りながら生唾を飲み込み、箸の運びに合わせて首を動かすのだ。
あわよくば豆腐のかけらを俺の口に持ってこないかといつまでも首を振っている。
全てが終わると椅子から飛び降りて、やおら自分の飯を食べ始める。
不思議な犬だが、彼は自分を犬とは思っていないようだ??

午後は文字通りの遅蒔きながらの、畑仕事に没頭する。
先日蒔いた「信州辛味ダイコン」が双葉を開いてきれいに整列している。
「ターサイ」「総太りダイコン」「水菜」人参」「スティック春菊」「ほうれん草」沢山蒔いた。
肥料を入れて耕しておいた畝に、再度九度石灰をいれて耕運機でおこした。
片っ端から種をばら撒き土をフルイで掛けた。
本来は藁を細かく切って上にかければ良いが、去年の藁は全て終わってしまったのだ・・・・
道具片付けていると向かいの山から木々の梢を揺らす風の音が聞こえて来たと思ったら雨だ!!
種蒔きをして直ぐに雨とは、天は俺の見方なのだろう・・・
6時で薄暗くなり寒い、しっかりと秋が来ているのだ。
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いろいろが順序よい 今日の一日

2007年10月03日 | 日記
10月3日(水)霧雨 曇り 一時陽が射す 曇り
早朝に目が覚めるが暗い・・・
東側のドッグランのフェンスには水滴が光っている・・・雨だ・・
今日は瓶の回収日だとMが言う。
両手でも持ちきれないので軽トラの荷台に乗せてゴミ集積所まで行くが・・・・
ガラスの色別に分けるプラスチックのカゴが出ていない。
若しや・・・今日は回収日ではないかもしれない!!
また、荷台に乗せて引き返してMに確認して貰うと明日が回収日のようだ。
外まで瓶を運び出してあるから明日は楽だ!!と思わなければいけない・・・

午前中に役場と公民館に行く。
公民館ではITさんの姿が見えないので、事務所のSさんと話し込んでしまった。
後にITさんが見えてロビーの椅子で「いろんな人のいろいろ話」の“話し手”の打合わせをした。
今の時期は稲の刈取りやリンゴ農家では最高のいそがしい時期になっている。
話しをお願いした人もいろいろ、都合もいろいろ・キャンセルもイロイロだ。
今月二夜、来月二夜で8人の“話し手”を調整しなければならない。
「いろんな人のいろいろ話」の会では来場者が“楽しかった”“知らなかった”と“話し手”の思わぬ人柄が見えたりで有意義な催しになっていることがうれしい。

午後は畑に出てみるがまだ湿り気が多く手がつけられない状態になっている。
晴れが続けば雨が欲しい・・・雨が2・3日でも降れば青空が見たいと我侭放題では、大した畑も作れていない。
バジルの枝を4・5本とハバネロを4個収穫した。
少し遅いが、オリーブオイルに浸けることにした。
バジルのを一瓶とハバネロにバジルをほんの少し入れた瓶を作った。
バジルは少々多く入れ過ぎたかもしれない!!
イタリアンに使えるのは何時頃になるだろうか???
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ゆっくりと時が流れた一日だった

2007年10月02日 | 日記
10月2日(火)霧雨 曇り 一時陽射しがあるが また、曇り
町内のいろいろな活動をしている人に話をして貰う会『いろんな人のいろいろ話』の“話し手”を探すのにアンテナの向きを変えてあちこちに電話を掛けて午前中を過ごした。

昼前に役場に確認をしておくこと、教育委員会へ資料を返却することがあるが、明日に廻すことにして、急を要することだけを電話で済ませた。
この町には「有線電話」と云って町内と隣接する町(現在は合併して市)にも掛けられるようになっている。
毎月の使用料金を納めることで使い放題なのでよい。
また、議会の録音や小中学生の作文の朗読などが「*#○番号」で聞けるようになっている。また、JAが経営しているだけあって、種蒔きの時期や肥料の扱いなど農業の情報も録音で聞ける。
移り住んだ頃はスピーカーから聞こえる声がうるさく感じたが、今では家にいて町内の情報を得ることが出来る良い道具だ。
また、TⅤは1Ch.は地域の情報、8ch.は町の行政の文字放送が流れている。

昼前にMが買い物と近くの知人のところへ言ってくると出かけた。
飯の時間直前に出かけるのだから・・・・
待つこと2時間、楽しく時間を過ごしてきたようだ。
以前なら俺も誘われて出かけていたが、濡れ落葉もすっかり乾いたためか自立しているようだ。
遅めの昼飯を済ませてから、土曜日の“たてしなエコ・クラブ”に配布するプリントの文章を構成して過ごした。
夕方になる前に回覧板を戻しに『部落長』の家に向かった。
玄関を出て坂を降りる右側の植え込みの中に「シュウメイギク」が咲き誇っていた。
今年は花が小さく感じるが肥料の関係だろうか?
白い花の株がだいぶ増えたようで、今まではピンクの花が多いと思っていたが額天しているように見える。

ゆっくりと時が流れた一日だった
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