大学の自己評価が最近しきりにされている。試験もある程度自己評価の調査段階で説明を求められれば、説明できるようにしておかなくてはならない。それで、7月27日にした試験でも76人中約1割にあたる8人を再試験することにした。
その試験は8月27日の午後行う。教務委員の先生はレポートでも評価をといわれたのだが、それでは困るので口頭試問にした。これは再試験の人数が8人くらいであるから、まあできるのである。これが30人もの再試験だと口頭試問はできない。時間がかかってしようがないからである。それが10人以下だと一人10分としても80分で終わるからなんとか口頭試問ができる。
あまり大きな声では言えないが、今の講義を担当するようになった、2年目と3年目の昨年までは試験問題の中に出しておいた、救済問題を評価してなんとか単位を出していたのだが、今年はそうもいかないので泣く泣く再試験にした。
授業時間ごとにアンケートをとっているので、それを評価して授業点として30点を与えている。だからあと30点を試験でとってもらえれば、単位認定をできるのだが、それがうまくいかない。その上に救済問題をうまく答えられればに20点を与えているのに。
どうも、大学としては教養をもった卒業生を出すためにこういう措置をとることにしたという。それはいいのだが、どうも学生の方はあまり勉学の意識がない人がいる。