グリーン関数のエッセイをようやくまとめた。もっとも複素積分の図を二つ描かなくてはいけないのだが、これを除いての話である。
グリーン関数についてのメモはすでに2004年7月に雑誌パリティを読んで、つくっていたのだが、今回の動機はある方から「グリーン関数について知りたい」といわれたことにある。
それで「メモのコピーをあげます」と約束したのだが、メモは人に読んでもらうことを前提にしてはいないので書き直しをしようということで一週間ほどかかった。
インターネット上でも分かりやすく書いたグリーン関数の話がでている。もっともそれがわかる人は世の中の人でどのくらいになるのだろうか。やはりごく一部の人しかわからないのだろう。
それはともかくきっかけを作ってくれた人にはすぐにメールで原稿を送っておいた。
(2013.9.24 付記) アクセスがあったので、付け加えるとこのエッセイは数学・物理通信2巻6号(2012.12 )にこのエッセイを発表している。
「数学・物理通信」で検索をすれば、名古屋大学の谷村先生のサイトにリンクされているから、ダウンロードもできる。
もっとも難しいことは書いてない。それは他の書に任せてある。「グリーン関数とは何だ」という風な疑問をもった人へのIntroductionのつもりである。