「ちょいそこタクシー」構想が私たちの住んでいる地域にも広がろうとしている。
「ちょいそこタクシー」って何と言われると思うが、「ちょいとそこまでタクシーで」という構想である。
小学校の一つ、ないし二つくらいの校区にしか走行しないタクシーということである。
だから、私の住んでいるのは松山市の郊外区域であるが、その校区の範囲だけで走り回るタクシーで松山市の中心部には行かない。だから、市の中心部に行くには近くのバスの停留所までとか、私鉄の駅まで乗せて行ってくれるタクシーだという。
これは人口の老齢化で車に乗っていた人も自家用車を手放す時代が来て、その代わりに近くの病院とかスーパーとかまで運んでくれるサービスタクシーだという。会員は150人を目指しているという。月に3、000円くらいの会費で乗り放題だという。
なかなか頭のいい人がいるものだという気がしている。もっともすぐに150人の人が集まるのかはまだわからない。
しかし、地区のスーパーとかはそういう組織に補助金を出してもいいと考えているらしい。そういう組織がその地区にできれば、その地区の病院もスーパーもレストランもカフェーもそれ以前よりは客が来てくれるのではないかという希望を持っているからだという。
いま、この運動を促進している方々は愛媛医療生協という組織に属している人々であるが、どれくらいの広がり獲得できるのか。それが問題である。