ドイツ語は最初に学ぶときが難しい。
これはつぎの二つの特徴をもっているからである。
1.文の枠構造
2.冠飾句
である。2の冠飾句の方は文章においてであり、会話ではあまり使われないからほとんど問題が起こらない。1の文の枠構造の方は会話にも関係するから、これがわからないとドイツ語はわからない。
最近ではこの文の枠構造についてはドイツ語を教える先生が注意をして教えてくれるようになっているので、きちんとした先生に学べばほとんど問題は起こらないようになっている。
定冠詞、不定冠詞とかの格変化もそれほど頭から覚えなさいという先生はすくなくなっている。1格(主格)と4格(直接目的格、対格)を覚えて、つぎに3格(間接目的格、与格)を覚え、2格(所有格、生格)は最近では覚えなくてもいいという先生までおられる。