27日から29日にかけて大洲市河辺町の「ふるさとの宿」に一泊宿泊して龍馬脱藩の道を歩くという計画だった。
運悪く天候が悪く、雨が降ったので、ガイドの方の車でその歩く予定だったルートを案内をしてもらい、説明を聞いた。
これは多分天候が悪いために私たち一行のスリップとか遭難の事故を防ぐという配慮からされた措置だと思う。お蔭で寒い中を安全に、比較的な短時間でこのルートの説明を聞いたり、そのその近くを訪れることができた。
案内をしてくださったNさん、有難うございました。
説明によれば山の峠を越えて、行くといってもなかなか生易しいルートではないこと、峠から谷間で下ってさらにその谷からまた峰まであるいは峠まで歩くというとても大変な行程であることがわかった。
昔の人は今と比べて健脚ではあったろうが、それでも簡単な行程ではない。私などはその峠とか峰の高さを見て、また谷の深さを感じただけで意気阻喪する感じであった。
ガイドのNさんは、多分そういう脱藩という行為は単に龍馬一人の思いつきではなく、それを手引きする多くの人の好意と行為によるものであろうとの推測を述べられていた。
龍馬は確かに明治維新へと導いた偉人の一人ではあろうが、多分彼一人の思いではなく同じ思いをもった多くの人がいたのであろうという考えはとても共感できるものであった。
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