2つの積の絶対値はそれぞれの数の絶対値の積となる。
すなわち、pとqという2数があって、その積の絶対値について|pq|=|p||q|という法則が成り立つ。
こういう中学生でも知っている法則なのだが、このことについてここ数日間考えている。
この法則を組成法則(絶対値の法則)とよんだりする書物もあるが、ハミルトンが複素数から四元数を考え出したときの指導原理なのである。
それが四元数を考え出すときの指導原理であることをどの段階でハミルトンは認識したのだろうか。
そういう疑問をいま持っている。
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