春には白い壺型の花を吊り下げた「ドウダンツツジ」ですが、
この樹は花よりも、秋の燃えるような紅葉が圧倒的な存在感を示します。
庭の中では老木で、先代から引き継いでからも大きな幹枝が枯れたりしました。
自宅東側の庭で、10月初めから葉が色付き始めました。
周りの草木は、まだ緑色です。
10月中旬に、一気に紅葉が深まり、
朝陽を受けて輝きます。
カメラ位置を変えて、見ます。
周りの、ツツジや赤松、
ススキやラカンマキとのコラボです。
ドウダンツツジが散り始めるころには、背後の大モミジが紅葉してきました。
現在鉢栽培される大文字草は、野生の淡い紅花から人工育種によってたくさんの
園芸品種が生み出されてきました。 我が家の八重咲き紅花3種です。
はじめは「四国あけぼの」という品種です。
10月中旬の、多弁咲き紅花種です。
10月下旬には、色褪せしてきました。
次は、10月上旬から開花した「華扇」です。
フギレ弁の八重咲で、大文字草とは思えない豪華な花容です。
無肥料栽培のためもあってか、1茎1花でようやく2輪の開花です。
終いは、少し黒味を帯びた紅花の「黒駒」です。 10月上~中旬に撮りました。
こちらは4本の花茎を上げましたが、花は頂に1花ずつです。
八重咲から千重咲きといわれるほどですが、・・・もう大文字草ではない?