早春の花木2種が、黄葉を光らせて、散っていきました。
庭の北東隅、池の東で盛り土した所に植わっている「ヒュウガミズキ」
(日向水木)は、樹高は低いままですが、株立ち状に細い幹枝を伸ばします。
11月中旬、緑葉から黄金葉に変身しました。
黄葉の中に、丸い来春の花芽が出来上がってています。
(早春3月末には、葉が出る前に、淡黄色の花をたくさん吊り下げました。)
「紫モクレン」は南側塀際で、年数経ても大きくならず、毎春たくさん開花します。
11月中旬、緑葉から落葉するまでの一瞬の輝きでした。
今は、花芽を付けて雪囲いされています。
(4月上旬には、大きな紫花を咲かせていました。)
雪国では花の無い冬に咲くのがサザンカ(山茶花)の魅力ですが、
庭植えしても雪囲いされ、埋もれてしまうので、鉢植えにして外玄関で楽しみます。
早咲きのうえ、蕾が少なく、咲き終えてしまった2種です。
最初の開花は、11月中旬に咲いた、八重咲の「朝倉」です。
こんな丸い蕾から、
12月上旬に開いた1花、外弁が淡紅色で、内弁が白色ですが、
咲き進むと白色となる、八重咲大輪花です。
次は「春雨錦」で、11月下旬の赤い蕾です。
12月上旬に咲いた花、白地に桃紅色の覆輪ボカシが入ります。
全開すると大輪となる、肥後サザンカ系なんですが、今年は樹に力なく・・・。
12月中旬に開いた花は、今も開花中ですが、雨雪にあたって、花弁が傷みました。
全開する前の花が、いい感じで好きです。