Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

サネカズラの花と実

2016-12-24 | 実物樹木

サネカズラ」(実葛)はマツブサ科の常緑つる性木本で、昔、ツルから粘液を
採って整髪料に使ったことから、「ビナンカズラ」(美男葛)の別名があります。
関東以西の丘陵や樹林内に自生する暖地性樹木なので、長岡では冬に落葉します。
 
斑入り葉種の苗を鉢で育て、あまり陽が当たらない庭の北西隅に植えつけました。
つる性なので、隣に植えたアケビと混在しています。
 
開花は遅く、8月中旬の雄花です。 花は小さく、下向きに咲くので目立ちません。
 
 
 
こちらが雌花です。 
 
 
 
受粉して雌花の花弁が散ると、これが果実の元です。 
 

 
成長肥大する、緑の果実、 
 

 

 
10月中旬、果実が色付き始めます。 
 

 
 
 
11月上旬、真っ赤に色付いた果実が目立ってきました。 
 

 

 
11月中旬、邪魔になる葉を取り除くと、こんな感じでアケビと混在です。 
 

 
11月下旬、斑入り葉でない葉も出てきていますが、赤い果実が宝石のよう!
 

 
落葉樹が紅黄葉して散り落ちる、冬枯れの庭で、
晩秋の午後、陽射しを受ける緑葉と赤い果実が、強い存在感を発揮しています。
 

 

 
12月中旬、初積雪です。豊作の柿の実が各所にあり、野鳥はまだ来ないようです。 
 

コメント
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