「イワチドリ」(岩千鳥)は、小型野生ランで、
本州中部以西と四国に分布し、渓谷の岩場などに自生します。
地下に1~2cmの細長い球根(塊根)を持ち、
葉は1~2枚で、長さ3~5cm、
5~105~10cmの花茎の先に、桃紫色の花を咲かせます。
3号深鉢に、白花種も一緒に植え込み、
5月上旬から咲き始めました。
5月中旬、開花数が増えてきます。
花は1cm程で小さく、
唇弁が裂けて「大」の字のように見えます。
ほぼ満開となった5月下旬です。
白花も2本の花茎を上げました。
白い花弁は吊葉日差しや高温に弱く、傷みが出ました。
椿は鉢植えが多いのですが、庭に2種植えています。
秋から春に咲く「西王母」と、この「黄鳳」(キホウ)です。
1980年、中国の黄色椿「金花茶」が日本導入されて、
「白鳳」との交配によって日本で作出された黄花交配種で、
1990年に「黄鳳」と命名されました。
接ぎ木苗を鉢で育て、自宅北東軒下に植えました。
淡黄色で一重小輪の筒咲きです。
4月中旬の蕾から、
4月下旬に開花しました。
樹高は2m数10cmに成長し、
たくさん花を咲かせるようになりましたが、
枝がか細く、筒咲きの花が、下垂気味に咲いています。
5月半ばまで咲きましたが、古葉が黄変落葉してきました。
新葉が展開するので、枯れ枝等整理しました。