「エノモトチドリ」(榎本千鳥)は、小型の球根性野生ランの
イワチドリとコアニチドリとの人工交配種です。
(愛好家の榎本一郎氏の栽培棚で、
虫媒によりできた自然実生が初記録でした)
花形はコアニチドリ、花色はイワチドリに似て、
少し大柄で、丈夫でよく殖えます。
5月上旬の蕾、花茎は5本で、例年より少しでした。
5月中旬に咲き始め、
その4日後には、
5月下旬の満開の頃です。
参考 交配親のコアニチドリ(昨日ブログアップ)
6月6日にブログアップしたイワチドリ、
「ミヤマ満月」は、ミヤマキリシマの交配種で、
葉は小さく、大きめの花は、白地に赤紫の覆輪花を咲かせます。
5月中旬から咲き、下旬に撮った画像です。
5号浅鉢植で、樹高は30cm程です。
枝を挿し木して予備鉢も育ててますが、
こちらは白地が少なく、底白の感じでした。
追加、 5月末に小さなホソヒラタアブが訪れていました。