【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

給特法改正案を提出へ、「100分の4」を「100分の13」に、およそ54年ぶり改正

2024年08月30日 11時17分49秒 | 【法案】今後提出される法案
[写真]衆議院本会議場を背にした一般傍聴席控室、7年前の2017年、宮崎信行が院の許可を得て撮影・所持・掲載。

 「給特法改正案」が来年令和7年2025年の国会に提出される見通しとなりました。

 文部科学省はきょう30日までに、財務省主計局に「令和7年度予算案概算要求」を提出し、「教職調整給」を「100分の4」から「100分の13」に引き上げることを求めました。財務省は認めると思われます。

 これに伴い「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」(昭和46年法律77号)が第3条として定めた「条例で定める教職調整給の基準」を改正する立法事実が生じました。

 概算要求は「令和8年1月から」行うとしています。給特法は「昭和47年1月1日から施行する」とあることから、来年の通常国会中の成立をめざすと考えられます。

 およそ54年ぶりの改正となることから、「廃止」を求める勢力による「院外闘争」も予想されます。

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