【元日経新聞記者】宮崎信行の国会傍聴記

政治ジャーナリスト宮崎信行、50代はドンドン書いていきます。

蓮舫民進党、志位共産党、政治を動かす、南スーダンPKO撤退、学校法人森友学園が小学校認可取り下げ

2017年03月10日 22時00分48秒 | 第193回通常国会(2017年1月から6月まで)学校法人森友・加計学園国会

 蓮舫民進党=きのう9日筆者撮影=と、志位共産党が政治を動かしました。

 平成29年2017年3月10日(金)の午後になって大きなニュースが入ってきました。

 「日報」と「戦闘」の定義で民進党・共産党が攻めた、南スーダンPKOの施設部隊派遣で、安倍首相はNSCを開き、5月の撤退を決定。

 「私学利権」と「国有地払い下げ」で、2月9日付朝日報道を受けて、民共が攻めた、学校法人森友学園の私立瑞穂の国記念小学校では、籠池理事長が、大阪府教育委員会に対する認可申請を取り下げ、4月の開校を断念しました。

 ともに、特定秘密保護法施行3年を経て、防衛省、財務省の情報隠ぺいが目立ちましたが、民共が国民に開かれた国会で情報を出させました。

 南スーダンは集団安全保障であり、集団的自衛権ではありませんが、平和安全法制による地球の裏側での積極的平和主義にブレーキがかかった格好。

 森友問題では、国有地は買い戻すことができるほか、4月入学を予定していた40生徒の家族ですが、別の学校での受け入れは十分可能でしょう。保育所問題とは深刻さはまったく違います。

 週明けには、月曜日に森友問題の参議院予算委員会集中審議、火曜日に日米豪英の弾薬融通協定が衆議院本会議で審議されます。第193回国会は残り会期が100日を切りましたので、法案審査と関係なく、予算の執行状況や法案提出前攻防で野党が勢いづくなどの局面が変化してきそうです。

 勝って兜の緒を締めよ。

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