宜野座村から東村(ひがしそん)に至る道は国道(331号線)とはいえ山坂の多い道路で、車の通行もぐっと少なくなりました。
周囲は人家も少なく、樹木ばかりが目立ちます。途中、慶佐次川河口で見ることのできたマングローブの林は、北海道に住む私にとっては見応えある光景でした。
この日は出発以来、somethingは木の葉ばかりを収集していますが、東村においても他に適当なものを見つけられず【マングローブの葉】を東村の記念の品としました。
市町村間で最も距離があったのが、この宜野座村⇔東村間でした。およそ50km近くあったのではないでしょうか。
小高い丘の上に東村役場の瀟洒な庁舎が建っていました。
※ 東村役場の庁舎です。
そのさらに上の丘にはつつじ公園があって、つつじの花が満開の中で「つつじ祭り」が開催されていました。
目立った横断幕
沖縄の街角で頻繁に目に入ったのが写真のような横断幕でした。
※ 写真は中学校の校舎の塀です。
街角では地元政治家の後援会の案内、コンサートの告知など・・・、学校の近くでは各種大会などで活躍した部や生徒名を・・・、地域の人たちに横断幕でもってお知らせしているようです。
北海道でも甲子園出場などの大きな出来事の場合は、役所の庁舎壁や校舎の壁に大きな激励幕が掲げられることがありますが、沖縄のようなちょっとしたことの告知(失礼)にこうした手法を使うのはとても珍しく思いました。
ちょっとしたことでの告知ですから、あちらでもこちらでも掲げてしまうため、街中では頻繁に目にすることになったのです。
さまざまな情報伝達手段が発達した現代においても、地域の人たちに最もアピールできる手段はこうしたアナログ的手法ということなのでしょうか?