今回の旅で三泊し、いわば旅の根拠地になったのが沖縄市(おきなわし)です。
沖縄市はコザ市と美里村が合併して(昭和47年)誕生したのですが、以前のコザ市という名に愛着を持つ人が多いのか、いまだにコザを名乗る商店や建物も目立ちました。
※ 沖縄市の市役所庁舎です。
私たちが宿泊した東京第一ホテル グラン メール リゾートは、沖縄市の中心街からかなり離れたところに建っていました。
一日の強行日程を終えた後のおじさんには、沖縄市の繁華街まで繰り出す元気は残っておらず、ホテルや近くの居酒屋で夕食を済ましてしまうことになり、ちょっと残念でした。
沖縄市では東南植物楽園(植物園ではありません。楽園で間違いないのです)の入場クーポンが付いていたので訪れました。
時間の関係もあり、園内遊覧バスで巡ったのですが、南国らしく小細工はしないで青空の下で全ての南国植物を栽培・展示してあり、見応えのある楽園でした。
沖縄市のsomethingは、ホテルの部屋にあったホテル名の入ったコースターにしました。ずいぶんチープな記念の品となりました。
沖縄道路事情(猥雑さが魅力の国際通り)
沖縄の県都那覇市の魅力はなんといっても国際通りのようです。
私たちのホテルはその国際通りの一方の端付近にあったのですが、別な用件もあって「ゆいレール」に乗ってもう一方の端の牧志駅で下車し、夜のとばりが降りて賑やかになった国際通りを縦断することになりました。
なるほどそこは沖縄の全てが揃っているように見えました。
雑貨店、土産物屋、レストランや食堂、CDショップ、ライブハウス等々・・・、そうした中に三越デパートも陣取っていますし、もちろんホテルも顔を出しています。
通りは老若男女が行き交い、呼び子が通りの客に声をかけ、観光客が物珍しげに右往左往するといった光景です。
私たちはちょうど中間地点にあった沖縄民謡を聴かせるライブハウス〔島唄〕で食事をしながら沖縄民謡を楽しみ、その後夜少し遅くなった国際通りをホテルまで急いだのでした。
国際通りとはよく言ったものです。その日は目立ちませんでしたが、休暇などでは米軍の兵士たちも羽を伸ばしに来るところかもしれません。それとも・・・。