田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

田舎おじさん in 沖縄 2 金武町

2008-03-17 19:29:50 | 道外の旅

 沖縄の地名は当用漢字的な読みが通用しない場合が多いことはご存知だと思います。
 北海道の地名にアイヌ語の影響が強いように、沖縄においても琉球文化が独自に発展してきた一つの証のように思われます。
 今日の町名は金武町(きんちょう)と呼びます。この金武町という名も小中学生や沖縄未体験の方には正確に読むには難しいのではないでしょうか。

       
       ※ 金武町役場庁舎です。

 金武町はうるま市と隣り合っていますが、沖縄市とうるま市の境界と違い、この二つの街の境界付近は街はずれのような光景が見られました。また街道筋(国道329号線)には米軍基地(キャンプハンセン)を表す鉄条網も見られるようになって来ました。

 金武町のsomethingには困りました。まだ役場の担当者に伺うというノウハウを身に付けていなかったこともあり、街中をウロウロするも何も見つかりません。
 困った私は金武小学校で学校名が入った何かをお願いしようと校舎敷地にお邪魔しました。しかし、大きな校舎はどこが入り口なのかはっきりしません。
 ウロウロしているうちに校庭にホウライカガミを栽培しているのが目に入りました。(樹木名が書いてありました)金武町のsomethingはこの【ホウライカガミの葉】に決定しました。

親切な自治体職員

 この旅で私は26の市町村の役所を訪問し、その街を紹介するパンフレットなどを所望したのですが、どこの市町村でもとても親切に対応してくれたのが印象的でした。
 中にはパンフレットを渡してくれただけでなく、自らの街について丁寧に説明してくれる職員もいました。

 唯一、那覇市役所の案内ボーイ(総合案内所の職員が二人とも若い男の人だったのです)が、「那覇市のガイドブックが氾濫しているのに、なぜわざわざ市役所まで足を運んできたのだろう」というような雰囲気でガイドブックを手渡してくれました。

 沖縄は県全体が観光立国を目ざした取り組みを強化しているようですが、そうした取り組みが自治体職員のひとり一人にまで行き渡っているということでしょうか。
 それとも、沖縄の人たちが本来持ち合わせているホスピタリティー精神なのでしょうか。
 沖縄では「めんそ~れ~」のおもてなしの心を随所で感じさせてもらいました。