札幌に転居してから1年が経ち、最近続けて二つの個人的な会合を持ちました。
一つは、学生時代の友人で退職を機会に札幌に移り住んだ三人の会。
もう一つは、同じ地域で同じ業種の仕事をしていた者同士が、これもまた退職を機に札幌に転居してきた四人の会です。
二度とも私が幹事だったこともあり、私が気に入っているJR札幌駅近くのちょっと小粋な居酒屋で行いました。
どこかということは今回のところは秘密にしておきましょう。いずれ明らかにする機会もあるかと思います。
私はそれぞれに「なぜ札幌に移住してきたのか」を問いました。(もちろん自分に対しても…)
すると、それぞれが移住してきた理由は大きく二つあることが分かりました。
一つは、子どもや親兄弟が札幌市または周辺に住んでいること。
もう一つが、本人またはご夫人が病気がちのために医療設備の整ったところを求めたこと、というのが主な理由でした。
それぞれが住み慣れた地域に住むか、札幌に移住するかで悩んだ末での決断だったところも多くの方の共通点でした。
移住してからすでに5年を経過した人から、私のようにまだ1年しか経っていない者、この春に移住してきた者までさまざまです。
特徴的だったのは移住して4~5年を経過しているお二人が心身ともにとても元気な様子だったことです。
つまりお二人は現在の生活にとても満足しているように拝見しました。
二人はそれぞれの趣味に加え、ボランティアにも取り組まれ、多くの友人・知人を得ているようでした。
私などはまだまだ移住の成否を云々するには早すぎますが、二人の様子を伺いながら積極的に生きることと、人との繋がりを求めることが大切だと教えられたような気がします。
札幌移住2年目に入った私ですが、これまでと同様に積極的に外に出るように心がけ、そこに多少方向性も意識しながら2年目の札幌生活を謳歌しようと思っています。
そこで 今回はちょっとだけ真面目にまとめてみることにします。
人はさまざまな条件の中で、自らの思いや願いをいだきながら住み処を選択しているのだと思います。
どこに住むことになろうとも、自ら住んでいる地域に対していかにポジティブに生きることができるかこそが問われることなのだと思っています。