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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

えっ!ヤマダ電機が!? ~スピカその跡物語~

2008-05-27 21:46:11 | 札幌(圏)探訪
 STVプラザ「スピカ」の解体作業はその後も続けられ、今日現在では地上部分は跡形もなく消え去りました。(写真は5月21日に撮影したものです)
 さすがにしっかりした建造物だったようで、解体におよそ2ヶ月を要したことになります。
        

 ところで先日、そのスピカの跡地をヤマダ電機が取得し、店舗を建設することが報道されました。
 その報道を聞いて私はガッカリするとともに、憤りのようなものを覚えました。
 その憤りというのは、取得したヤマダ電機より、手放したSTVに向けられているといって良いでしょう。

 スピカが建てられていた北1条西8丁目付近というと、北大植物園が道路をはさんで隣接し、西隣には札幌市の博物館活動センターやボランティア研修センターなどが入ったリンケージプラザがあります。また近くには道庁、道警、その他オフィスビルやホテルが建ち並ぶ、いわばオフィス街の様相を呈している一帯です。
 そのオフィス街のど真ん中に、電機製品の量販店が出店するというのです。
 あの賑々しい黄色い建物が出現するのです。(ヤマダ電機特有の黄色の建物でないことを願っていますが・・・)
 大売出しや安売りの看板や幟などが乱立することも予想されます。

 私の感覚では、周囲とはまるでそぐわない異質の物体が出現するという思いです。
 いったい手放すSTVは都市景観ということをどれだけ考慮したのでしょうか?
 売れさえすればどんな業種、どんな建物が建てられようが構わないと思ったのでしょうか?

 今のところそうしたことに対する表だった非難や反対論のようなものは見当たりませんので、私一人だけが感じていることなのかもしれません。
 法的には問題のないことかもしれませんが、STVテレビがニュース枠でよく放送している「ちょっと和久井のどうなの?」に取り上げてもらいたい気分です。
 ヤマダ電機の出店によって確実に周囲の様相は変わっていくでしょう。
 私はそのことを憂います。