大きなケヤキの木々が覆う6丁目、平らな水盤以外には何も見当たらない7丁目と対照的な様相を呈する二つの広場です。
西6丁目広場は大きなケヤキの木々が頭上を覆い、他の広場とはまったく違う様相を呈しています。夏の暑い日などは大きな日陰ができて憩うには絶好の場所となっています。
広場でまず目立つのは「野外ステージ」です。ステージではコンサートなどのイベントが数多く開催され、日陰に腰かけた市民を楽しませてくれます。
※ イベントの準備中のため少し素っ気無い野外ステージです。
その野外ステージのすぐ横に札幌軟石の台座の上に大きな安山岩が載った「開拓記念碑」(1899年偕楽園より移設)が建っています。最初は偕楽園に1882(明治15)年に建立されたといいますから、建立されてから実に128年も経っていることになります。
なお、「開拓記念碑」の文字が「拓」の字以外は現在使用している漢字とは違っています。ぜひ実際に見て違いを確認してみてください。
※ 歴史を感じさせる「開拓記念碑」です。
広場にはまた対をなすようにして「日時計」と峯孝作の彫刻「奉仕の道」(1982年設置)が配されています。両者とも札幌ロータリークラブの寄贈によるものです。
「日時計」の針は札幌の緯度と同じ43度の角度に立てられていて晴れた日には現在時を示してくれています。
※ ちょっと木が多い中にある日時計ですが…
一方、池に囲まれた形で鎮座する「奉仕の道」像は、鹿、梟(ふくろう)、兎、鴉の4種類の動物の像からなっています。「なぜ4種の動物を配して奉仕の像なのだろう」という素朴な疑問が湧きました。
調べてみたところ、ロータリークラブはクラブの理想として「社会奉仕」を掲げていることから「奉仕」という言葉を掲げたようです。
そして4種の動物ですが、クラブは会員に4つの行動基準を問いの形で呼びかけています。それは①真実かどうか?②みんなに公平か?③好意と友情を深めるか?④みんなのためになるかどうか? 4種の動物はそれぞれの問い象徴なのではと考えます。(このことについては調べたかぎり分からず私の想像です)どの動物がどの問いの動物なのかについては私には判断しかねます。(どなたか教えてください。想像してみてください。)
※ これからの宿題となってしまった「奉仕の道」像です。
西7丁目広場は広場の中心に、低い平らな水盤の真ん中の部分から水が溢れて周りに流れるような形の静かな「噴水」があります。解説会当日にはイベント準備のためのプレハブが周囲を囲んでいて、今回唯一写真を写せなかったところです。
7丁目にはこの他に唯一の彫刻、田畑一作作「漁民乃像」(1969年設置)があります。
この像は北海道漁協婦人部が建てたもので、漁の網を引く男たちと魚が入ったかごを持ちながら子を見つめる母を描いた群像になっています。
※ 直射日光のため像の姿がはっきりしない「漁民乃像」です。
広場ではありませんが、広場の向かいの小学館ビルのエントランスに安田侃作の「ガラスのピラミッドと卵」(1997年設置)があります。解説員の話によると「ピラミッドは永遠なる死を、卵は生命の象徴として、生と死の融合という意味をもたせている」のだそうです。
※ 周囲をガラスのピラミッドに囲まれた安田侃作の卵です。
ここでも面白い話をうかがいました、実は南大通りの通りとピラミッドの辺が平行になっていないのです。これはピラミッド場合は各辺がそれぞれ真北、真南、・・・に向けて建てられるのだそうです。札幌の街の区画は厳密には真北、真南からは少しずれて区画されているそうです。(その差は9度とのことです)
※ 右側の歩道の線と、ピラミッドの辺を見比べてください。
西6丁目広場は大きなケヤキの木々が頭上を覆い、他の広場とはまったく違う様相を呈しています。夏の暑い日などは大きな日陰ができて憩うには絶好の場所となっています。
広場でまず目立つのは「野外ステージ」です。ステージではコンサートなどのイベントが数多く開催され、日陰に腰かけた市民を楽しませてくれます。
※ イベントの準備中のため少し素っ気無い野外ステージです。
その野外ステージのすぐ横に札幌軟石の台座の上に大きな安山岩が載った「開拓記念碑」(1899年偕楽園より移設)が建っています。最初は偕楽園に1882(明治15)年に建立されたといいますから、建立されてから実に128年も経っていることになります。
なお、「開拓記念碑」の文字が「拓」の字以外は現在使用している漢字とは違っています。ぜひ実際に見て違いを確認してみてください。
※ 歴史を感じさせる「開拓記念碑」です。
広場にはまた対をなすようにして「日時計」と峯孝作の彫刻「奉仕の道」(1982年設置)が配されています。両者とも札幌ロータリークラブの寄贈によるものです。
「日時計」の針は札幌の緯度と同じ43度の角度に立てられていて晴れた日には現在時を示してくれています。
※ ちょっと木が多い中にある日時計ですが…
一方、池に囲まれた形で鎮座する「奉仕の道」像は、鹿、梟(ふくろう)、兎、鴉の4種類の動物の像からなっています。「なぜ4種の動物を配して奉仕の像なのだろう」という素朴な疑問が湧きました。
調べてみたところ、ロータリークラブはクラブの理想として「社会奉仕」を掲げていることから「奉仕」という言葉を掲げたようです。
そして4種の動物ですが、クラブは会員に4つの行動基準を問いの形で呼びかけています。それは①真実かどうか?②みんなに公平か?③好意と友情を深めるか?④みんなのためになるかどうか? 4種の動物はそれぞれの問い象徴なのではと考えます。(このことについては調べたかぎり分からず私の想像です)どの動物がどの問いの動物なのかについては私には判断しかねます。(どなたか教えてください。想像してみてください。)
※ これからの宿題となってしまった「奉仕の道」像です。
西7丁目広場は広場の中心に、低い平らな水盤の真ん中の部分から水が溢れて周りに流れるような形の静かな「噴水」があります。解説会当日にはイベント準備のためのプレハブが周囲を囲んでいて、今回唯一写真を写せなかったところです。
7丁目にはこの他に唯一の彫刻、田畑一作作「漁民乃像」(1969年設置)があります。
この像は北海道漁協婦人部が建てたもので、漁の網を引く男たちと魚が入ったかごを持ちながら子を見つめる母を描いた群像になっています。
※ 直射日光のため像の姿がはっきりしない「漁民乃像」です。
広場ではありませんが、広場の向かいの小学館ビルのエントランスに安田侃作の「ガラスのピラミッドと卵」(1997年設置)があります。解説員の話によると「ピラミッドは永遠なる死を、卵は生命の象徴として、生と死の融合という意味をもたせている」のだそうです。
※ 周囲をガラスのピラミッドに囲まれた安田侃作の卵です。
ここでも面白い話をうかがいました、実は南大通りの通りとピラミッドの辺が平行になっていないのです。これはピラミッド場合は各辺がそれぞれ真北、真南、・・・に向けて建てられるのだそうです。札幌の街の区画は厳密には真北、真南からは少しずれて区画されているそうです。(その差は9度とのことです)
※ 右側の歩道の線と、ピラミッドの辺を見比べてください。