北見に来ています。いつも一粒で二度の美味しさを志向する田舎おじさんはふる里北見を懐かしみながら街中をウォークしました。
親類の慶事で北見に来ています。
転んでもただでは起きたくない(?)おじさんは、早朝に札幌を発ち北見の街をウォークする計画を立てました。北見にも街中にウォーキングコースが設定されていることを知っていたからです。(こちらがそのウォーキングマップ⇒)
ホテルに荷物を置き、駅前の観光協会へ行きウォーキングマップを手に入れました。
早速ウォーキング開始です。一時ほどの賑わいのない駅前にひとつだけ周りに不釣合いなほどの近代的なビルが建っています。「北見信金本店」のビルです。
※ 北見市の表玄関JR北見駅前の様子です。
※ JR北見駅の向かいに聳える北見信金本店のビルです。
やや坂になっている中央通りは北見のメインストリートですが、ちょうど昼下がりとあってか人通りも少ないようでした。やがて北見市役所の疲れた建物が見えてきます。市役所の新築問題は政争の具になっているようですが、いまだに解決をみていないようです。
※ 北見市のメインストリート中央通りを駅に向かって見たところです。
※ かなり疲れが見える北見市庁舎の姿です。
北見といえばいまや「オホーツク塩焼きそば」が売り出し中です。塩焼きそばといえば北見っ子が一押しの「ホテル黒部」で腹ごしらえをすることにしました。海の幸、山の幸がたっぷり入った塩味の焼きそばは栄養満点、味もばっちりといった感じでした。
※ 北見市の新名物「塩焼きそば」を横から撮ってボリューム感を出しました。
中央通りを離れ、住宅街を縫うように進むと北見の街中の唯一(?)の観光スポット「ピアソン記念館」が見えてきます。木立の中に瀟洒な洋館が映えています。内部はキリスト教の伝道師として北見に来たピアソン夫妻の生涯をたどる文書や記念の品が陳列されています。
※ 木陰に佇むピアソン記念館は雰囲気がありました。
ピアソン記念館から市街地に向かうと「オホーツクビアファクトリー」がコース左手に見えます。「オホーツクビアファクトリー」は地ビールの先駆者として脚光を浴び今なお市民から大きな支持を得ているようです。ちょうど現在(21~24日)全国の地ビールを飲み比べることができる「北見オクトーバフェスト2009」が開催されているようです。
※ 開業前のビアファクトリーは気の抜けたビールのよう??
市街地を過ぎ、鉄道(石北本線 地下を走っているが)をまたいだところに「北見ハッカ記念館」があります。ちょうどハッカの蒸留を実演中で館内はハッカの匂いが立ち込めていました。
※ 写真はハッカ記念館の方です。蒸留はその横の館で演っていました。
※ ハッカ蒸留のミニキットで蒸留実演中です。
最後にコースからは少し外れるのですが、マップに写真が掲載されていた北見駅の線路越しにある「北見芸術文化ホール」を訪れました。ホール前では歴史があり規模の大きいことで知られる「北見菊まつり」が開催されていました。(そのレポートは後日に)
※ ホールの前方は菊まつりに占拠され、横からしか撮れませんでした。
久しぶりにふる里北見の街を巡ってみて、昼下がりだったということもありましたが、人の姿が少なく寂しい印象が残りました。(子どもはまだ学校で過ごしている時間でしたし…)
札幌に移り住んで2年半、札幌の喧騒が当たり前という感覚が身についてきてしまったのだろうか…。