西12丁目はバラの花が鮮やかなサンクガーデン(沈床式花壇)が、西13丁目は札幌軟石の壁が美しい札幌資料館(旧札幌控訴院)がそれぞれの広場の中心を構成しています。
西12丁目の中央にはカナール(水路)が走っており、そのカナールを取り囲むようにして色鮮やかなバラの花が散りばめられています。しかも、サンクガーデンとなっているため、バラの花を立体的に見られることも特徴の一つになっています。
広場の西端には佐藤忠良作の「若い女の像」(1984年設置)が13丁目に建つ札幌市資料館をバックにして立っています。
また大通公園内ではありませんが、同じ西12丁目の国の合同庁舎前にはYOSAKOIソーランをイメージしたといわれる関根伸夫作「北のまつり」の彫刻が立っています。
続いて西13丁目には国の登録有形文化財にも指定されている「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」 が大正モダニズムの薫りを漂わせながら屹立しています。
建物の入口ポーチの上部にはギリシア神話の法と正義の女神テミスが目隠しした姿で首像が彫りこまれています。
また、その左右には天秤が配されていたり、鏡が浮き彫りにされていたりと、いかにも裁判所らしい装飾が施されているところが大正時代の建物という雰囲気を醸し出しています。
札幌市資料館は歴史的建造物としてただ保存されているだけでなく、市民ギャラリーや研修施設として、あるいは市民向けの各種講座の開催と大変活用されている施設でもあります。私も何度かここの講座を受講しています。
札幌市資料館の裏側は「カッコーの森」と呼ばれ、市民が寛げる小さな森になっています。
また、大通公園内ではありませんが同じ西13丁目に位置する札幌市教育文化会館前には志水晴児作「湧水彫刻」という水が流れ出る彫刻が設置されています。
大通公園は東に「さっぽろテレビ塔」が、西に「札幌市資料館」があって、それぞれが向き合って大通公園を護っているよう形になっています。いろいろな貌を持つ大通公園ですが、この二つが両端にあって大通公園全体を引き締めているようにも思えます。
※ 断続的にレポートしてきました「大通公園のモニュメント」シリーズも今回をもってジ・エンドです。私自身新しい発見がたくさんあった「大通公園モニュメント解説会」でした。
西12丁目の中央にはカナール(水路)が走っており、そのカナールを取り囲むようにして色鮮やかなバラの花が散りばめられています。しかも、サンクガーデンとなっているため、バラの花を立体的に見られることも特徴の一つになっています。
広場の西端には佐藤忠良作の「若い女の像」(1984年設置)が13丁目に建つ札幌市資料館をバックにして立っています。
また大通公園内ではありませんが、同じ西12丁目の国の合同庁舎前にはYOSAKOIソーランをイメージしたといわれる関根伸夫作「北のまつり」の彫刻が立っています。
続いて西13丁目には国の登録有形文化財にも指定されている「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」 が大正モダニズムの薫りを漂わせながら屹立しています。
建物の入口ポーチの上部にはギリシア神話の法と正義の女神テミスが目隠しした姿で首像が彫りこまれています。
また、その左右には天秤が配されていたり、鏡が浮き彫りにされていたりと、いかにも裁判所らしい装飾が施されているところが大正時代の建物という雰囲気を醸し出しています。
札幌市資料館は歴史的建造物としてただ保存されているだけでなく、市民ギャラリーや研修施設として、あるいは市民向けの各種講座の開催と大変活用されている施設でもあります。私も何度かここの講座を受講しています。
札幌市資料館の裏側は「カッコーの森」と呼ばれ、市民が寛げる小さな森になっています。
また、大通公園内ではありませんが同じ西13丁目に位置する札幌市教育文化会館前には志水晴児作「湧水彫刻」という水が流れ出る彫刻が設置されています。
大通公園は東に「さっぽろテレビ塔」が、西に「札幌市資料館」があって、それぞれが向き合って大通公園を護っているよう形になっています。いろいろな貌を持つ大通公園ですが、この二つが両端にあって大通公園全体を引き締めているようにも思えます。
※ 断続的にレポートしてきました「大通公園のモニュメント」シリーズも今回をもってジ・エンドです。私自身新しい発見がたくさんあった「大通公園モニュメント解説会」でした。