田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

エスポラーダの闘い フットサルFリーグ

2009-10-13 17:48:35 | スポーツ & スポーツ観戦
 サッカーとはまた違った魅力をもったフットサル。エスポラーダの選手は大健闘!この競技における道産子の可能性を感じさせてくれました。
        
        ※ 会場前に掲示されたFリーグスポンサー名の告知板です。 

 ちいさなピッチサイズ(縦40m×横20m バスケットボールコートより一回り大きい)の中で攻守が激しく入れ替わり、一瞬たりとも気を抜くと相手のボールがゴールに突き刺さる。
 ボールトラップの技術もあきらかにサッカーのそれとは違う。
 そしてルールがかなり違っている。
 初めて観戦したFリーグ(フットサルはこれまで何度か観戦していますが)は、あきらかにサッカーとは違うスポーツだと私の目には映りました。
        
        ※ 会場内に掲げられたFリーグ、両チームなどのフラッグです。

 札幌をホームタウンとする「エスポラーダ」が今年からFリーグに参戦して、10月11日(日)が札幌での初舞台です。それを記念して道民無料招待サービスがあり、その招待チケットを幸い二枚入手することができ、知人と二人で「きたえーる」(場所はこちら)で行われた試合を観戦してきました。
        
        ※ きたえーるアリーナの全体像です。試合前のアップをしています。    

 対戦相手はFリーグ二連覇中で、今シーズンもトップを走る強豪「名古屋オーシャンズ」です。
 チームが好調だとサポーターも気合いが入るのでしょうか。3~40名のサポーターが名古屋から駆けつけ、大声で声援を送っていました。
 誕生間もない「エスポラーダ北海道」は、サポーター組織もまだしっかりとは確立されてはいないようで、組織だった応援風景は見られませんでした。
        
        ※ 遠路名古屋から駆けつけたサポーターの一団です。

 さて試合の方ですが、意外と言ったら叱られるかな? ホームゲームで私たち道民の声援を受けたエスポラーダが大健闘しました。
 1-0 1-1 2-1 2-2 2-3 これは得点経過ですが、常に先手先手とリードしていたのはエスポラーダでした。最後は地力のある名古屋に逆転を許してしまいましたが、首位チーム相手に堂々とした戦いぶりでした。
 チームの成績もFリーグ参戦10チーム中、先週まで6位と健闘しています。
        
        ※ 対するエスホラーダは有志が用意したチームカラーの風
         船で応援です。

 メンバー表を見て驚きました。
 チームの選手21選手中、19名が道産子選手なのです。コンサドーレや、日ハム、レラカムイなどのチーム編成とはまったく違い、真の道産子球団と言って良いと思います。それで6位につけているのです。

 もともと北海道はフットサルのレベルが高い地域だったようです。
 室内の競技なので夏冬問わず練習や試合ができるフットサルは北海道向きのスポーツなのかもしれません。そして、フットサルの民営のピッチが札幌市内に何面も誕生するなど、裾野も広いようです。
 北海道におけるスポーツビジネスは日ハム以外厳しい環境に置かれていると聞きます。エスポラーダもきっと苦戦するのでしょうが、ぜひとも根付いてほしいと願っています。
 と言いながら、私はまだしばらくはコンサドーレから浮気をするつもりはありませんが・・・。