街角から正月らしい風景がどんどん消えている。昨日、初詣に出かけたとき街角を眺めながら神宮に向かったのだが、注連飾りなどを飾っているところは数えるくらいだった。そんな中、ちょっと変わった注連飾りをカメラに収めた。
以前もレポートしたことがあるが、街角から正月らしい風景がどんどん消えていっている。
お正月、といっても街角の様子がふだんとほとんど変わっていないのだ。
以前はそんなことはなかったはずだ。私が育った道東地方でも、私が子どもの頃はどの家でも大なり小なり注連飾りを飾っていたものだ。時代の流れがそうさせているとはいえ、街角から季節感が消え寂しいかぎりである。
そんな思いを抱きながら昨日北海道神宮へ初詣に赴いたのだが、それでも数えるくらい少ない数ではあったが、注連飾りを飾っている家や店を目にすることができた。その中から、伝統的な注連飾りとはちょっと趣向を変えた注連飾りを目にすることかできたのでそれをカメラに収めてきた。
※ この注連縄は専門家が作成されたように見えますが…
※ こちらは手作り感が感じられる一品ですね。
※ こちらはいかにもお花屋さんが自分の店のためにディスプレイしたという感じですね。
このようにちょっと趣向を変えることによって、家や店の入口にディスプレイを施す感覚で季節感を演出できると思うのだが…。
各家や店がそうしたことを楽しもうとする余裕さえなくなっているとしたら、それもまた寂しいかぎりである。
注連飾りではないが、初詣の帰りに立ち寄った甘味処「巧」の店内は日本情緒溢れるディスプレイが施されていた。一枚だけ紹介することにする。
また、我が家はマンションのために注連飾りこそ飾ることはできないが、妻が室内に正月らしい演出を施してくれた。我が家の室内はちょっとした正月ムードが漂っている。
他の家を覗くことができないが、もしかして我が家同様に注連飾り代わりにこうした室内のディスプレイを楽しむ家庭が増えてきているのかな?
※ ちょっとガラス容器が傾いて写っていますね。