夕食までまだ時間があるので、もう一本レポします。昨日は宿から一日を振り返るといいながら、疲労困ぱいのためまともな振り返りではありませんでした。
そこで、昨日と今日を対比しながら振り返ってみたいと思います。
昨日はGPSの記録によると、歩いた距離が27.5キロと出ていました。(歩数は5万歩を超えました)民宿の主人が言った25キロよりさらに2.5キロもオーバーしています。これは古道上にある王子社や王子跡を一つひとつチェックしたことがあるようです。王子社や王子跡が道の脇にあるときはよいのですが、道から離れたところあるものもあり、距離が増えたものと思います。
対して今日は、14.2キロ(2万6千歩強)です。
昨日とはかなりの違いです。
昨日は10カ所の王子社、王子跡があったのですが、今日は一つもそれがなかったのです。
昨日に比べると、今日は身体への負荷がかなり軽かったということです。
私にとっては、今日のようなコースが想定していたトレッキングコースでした。
昨日の激しい上り下りが連続するコースは想定外でした。
昨日も、今日も、歩くときはほとんど前後に人はいません。深い木立の中を一人征くのは孤独感もありますが、聴こえてくる音が幻聴に感じてしまうことがあります。ザックや衣類の擦れ合う音が、何か特別な音に聴こえてしまうのは、やはり熊野古道ならではと思っています。
いろいろと感ずることがありますが、帰宅してからゆっくり振り返りたいと思います。
写真は今日の小雲取越を終えて小口集落に入ったときに迎えてくれた満開の桜です。