オロフレ山は標高1230.8mとそれなりの高さだが、標高930mのところにあるオロフレ峠が登山口のため、標高差は300m程度と比較的楽な山である。しかし、この日二つ目となる私にとっては、頂上直下の急登はかなり辛いものだった。
来馬岳を終えた私は約30分かけて、オロフレ山の登山口となるオロフレ峠に移動した。
オロフレ峠には、登山者に混じって観光客の方もたくさんいて、広い駐車場はほぼ満杯状態だった。
※ 「ほぼ満杯状態」と記したが、端は満杯でしたが、中央部分は空いてますね。
準備を整え、10時25分登山届に記入し、登山口を出発した。
登り始めは頭上を覆うかのような林間コースの緩やかな上りが続いた。前にゆっくり登るシニアの方がいたので、登山道脇の高山植物を撮影しながらの上りが続いた。
※ 駐車場の片隅に登山口と登山届記入所の箱がありました。
※ 私の前を行くグランドシニアの方です。あまりにもスローペースのため我慢しきれず追い越しました。
※ 高山植物についてはまったく疎い。一応、調べてみるのだが自信が持てない。エゾヘビイチゴ?
※ こちらはエゾイチゲ? 写真だけでは難しいかもしれないが、教えていただけたら…。
※ こちらはヤマザクラ。まだ花びらを付けていましたよ。
やがて、「羅漢岩」と呼ばれる切り立った岩が現れた。その上部を通っていく険しいコースがあったが、これまでの経験に比べてそれほど危険とも感じられなかった。
そこを越えて、オロフレ山の山頂を目ざすには、その前の第一のピークを越えねばならなかった。そのピークに差しかかるとき、林の中にシラネアオイの大群落が広がっていた。それはもう何万株もあるのではないかと思われる大群落だった。ただ、写真的には林の中のため木が邪魔するため、来馬岳の方が写真になり易い構図だったようにも思われた。
※ こちらの二枚はオロフレ山の特徴の一つ「羅漢岩」です。
※ シラネアオイの大群落です。写真ではその壮観さがとてもとらえきれません。
※ 手前のピークを越えて、向こうの山頂を目指します。
第一のピークを越えると、いよいよオロフレ山山頂を目ざしての急登に差しかかる。
この辺りから、来馬岳での疲れがもろに影響し始めた。息が切れてしまい、何度も何度も立ち止まり、一息入れねば登れない状況となった。
岩場に手をかけ、気合を入れながら登らねばならない急場も何ヵ所かあった。
※ 写真ではそれほどには見えませんが、実際にはかなりの急登でしたよ。
※ この時もかなりの急登でしたが、写真を撮る余裕があります。もっとすごいところが何か所も!
ガイドブックには「楽な登山」と出ていて、確かに多くの人が登山を楽しんでいたが、初心者にはけっこう我慢を強いられる山ではないだろうか。
登山開始から1時間25分後、なんとか山頂に立った。
山頂にはツァーの団体登山のような一行様30名くらい、さらに個人登山の方20名くらいと大変な混みようで、賑やかさも都会並み(?)だった。
※ 可愛い山頂標識が立てられてありました。
※ 山頂はご覧の混みようでした。これでも全体のごく一部です。
山頂からは洞爺湖やその向こうの太平洋が見渡せ、さらには羊蹄山も、そして徳舜瞥岳なども遠望することができた。
団体客が去ったとき「ようやく静かになりましたね」と私の隣りに腰かけた同年代の方に話しかけられたことをキッカケにいろいろと山の話に花が咲いた。
その方とは、その後下山も一緒にすることになったが、登山経験は似たりよったりの感じだったが、下山の様子をうかがうと私よりはずっとベテランのようにも思われた。
※ オロフレ山の山頂から、その前に登った来馬岳山頂が望めました。
※ こちらは洞爺湖全体とその向こうには太平洋が望めました。
その方は栗山町在住の方のようだったが、二人して「最高に日に登ることができましたね」と、この日の快晴に感謝したのだった。
一日に二つの山を登り、疲労困憊だったのは事実だが、何より最高のコンディションの中で山登りができたことが、何より嬉しい登山だった。
※ サービスショットです。オロフレ峠に向かう途中に、羊蹄山が残雪を残しながら見事な山容を見せてくれました。
【オロフレ山 登山データ】
標 高 1230.1m
駐車場 オロフレ峠に大きな駐車場有り。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口→(85分)→オロフレ山々頂(30分滞在)→(75分)→オロフレ山登山口
時 間 上り(1時間25分) 下り(1時間15分)
天 候 快晴、無風
登山日 ‘16/06/06
来馬岳を終えた私は約30分かけて、オロフレ山の登山口となるオロフレ峠に移動した。
オロフレ峠には、登山者に混じって観光客の方もたくさんいて、広い駐車場はほぼ満杯状態だった。
※ 「ほぼ満杯状態」と記したが、端は満杯でしたが、中央部分は空いてますね。
準備を整え、10時25分登山届に記入し、登山口を出発した。
登り始めは頭上を覆うかのような林間コースの緩やかな上りが続いた。前にゆっくり登るシニアの方がいたので、登山道脇の高山植物を撮影しながらの上りが続いた。
※ 駐車場の片隅に登山口と登山届記入所の箱がありました。
※ 私の前を行くグランドシニアの方です。あまりにもスローペースのため我慢しきれず追い越しました。
※ 高山植物についてはまったく疎い。一応、調べてみるのだが自信が持てない。エゾヘビイチゴ?
※ こちらはエゾイチゲ? 写真だけでは難しいかもしれないが、教えていただけたら…。
※ こちらはヤマザクラ。まだ花びらを付けていましたよ。
やがて、「羅漢岩」と呼ばれる切り立った岩が現れた。その上部を通っていく険しいコースがあったが、これまでの経験に比べてそれほど危険とも感じられなかった。
そこを越えて、オロフレ山の山頂を目ざすには、その前の第一のピークを越えねばならなかった。そのピークに差しかかるとき、林の中にシラネアオイの大群落が広がっていた。それはもう何万株もあるのではないかと思われる大群落だった。ただ、写真的には林の中のため木が邪魔するため、来馬岳の方が写真になり易い構図だったようにも思われた。
※ こちらの二枚はオロフレ山の特徴の一つ「羅漢岩」です。
※ シラネアオイの大群落です。写真ではその壮観さがとてもとらえきれません。
※ 手前のピークを越えて、向こうの山頂を目指します。
第一のピークを越えると、いよいよオロフレ山山頂を目ざしての急登に差しかかる。
この辺りから、来馬岳での疲れがもろに影響し始めた。息が切れてしまい、何度も何度も立ち止まり、一息入れねば登れない状況となった。
岩場に手をかけ、気合を入れながら登らねばならない急場も何ヵ所かあった。
※ 写真ではそれほどには見えませんが、実際にはかなりの急登でしたよ。
※ この時もかなりの急登でしたが、写真を撮る余裕があります。もっとすごいところが何か所も!
ガイドブックには「楽な登山」と出ていて、確かに多くの人が登山を楽しんでいたが、初心者にはけっこう我慢を強いられる山ではないだろうか。
登山開始から1時間25分後、なんとか山頂に立った。
山頂にはツァーの団体登山のような一行様30名くらい、さらに個人登山の方20名くらいと大変な混みようで、賑やかさも都会並み(?)だった。
※ 可愛い山頂標識が立てられてありました。
※ 山頂はご覧の混みようでした。これでも全体のごく一部です。
山頂からは洞爺湖やその向こうの太平洋が見渡せ、さらには羊蹄山も、そして徳舜瞥岳なども遠望することができた。
団体客が去ったとき「ようやく静かになりましたね」と私の隣りに腰かけた同年代の方に話しかけられたことをキッカケにいろいろと山の話に花が咲いた。
その方とは、その後下山も一緒にすることになったが、登山経験は似たりよったりの感じだったが、下山の様子をうかがうと私よりはずっとベテランのようにも思われた。
※ オロフレ山の山頂から、その前に登った来馬岳山頂が望めました。
※ こちらは洞爺湖全体とその向こうには太平洋が望めました。
その方は栗山町在住の方のようだったが、二人して「最高に日に登ることができましたね」と、この日の快晴に感謝したのだった。
一日に二つの山を登り、疲労困憊だったのは事実だが、何より最高のコンディションの中で山登りができたことが、何より嬉しい登山だった。
※ サービスショットです。オロフレ峠に向かう途中に、羊蹄山が残雪を残しながら見事な山容を見せてくれました。
【オロフレ山 登山データ】
標 高 1230.1m
駐車場 オロフレ峠に大きな駐車場有り。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口→(85分)→オロフレ山々頂(30分滞在)→(75分)→オロフレ山登山口
時 間 上り(1時間25分) 下り(1時間15分)
天 候 快晴、無風
登山日 ‘16/06/06