今日、登別市、白老町、壮瞥町などにまたがる来馬岳とオロフレ山を登山した。絶好の登山日和の中、久しぶりの登山を楽しんだ。まずは来馬岳のレポから…。
※ 来馬岳山頂からの大展望です。左側にオロフレ山。その横に近い将来登りたい徳舜瞥山の三つの連なりが見えます。
脚のバネは伸びきっているが、心のバネは「早く登山に連れてって!」と今にも飛び出さんばかりに思いっ切り縮んでいた。
スケジュールと天候を睨み、今日二つの山を制覇しようと登別に向かった。
最初は登別温泉にほど近いサンライバスキー場を登山口とする「来馬岳」だった。
スキー場へいたる道が分かりづらく、少し手間取ったが6時ちょっと前に無事にスキー場の駐車場に着いた。天気は風もなく、快晴と絶好のコンディション。気温は朝が早いこともあり、車の温度計は5度を指していた。
準備を整え、ちょうど6時に登山届に記入し、スタート。
最初はサンライバスキー場のゲレンデを上るコースである。ずーっと以前に小樽の天狗岳を夏に山頂から下った経験はあったが、上るのは初めての経験だった。なんだか登山をしているというよりは、つらい体験をさせられているような気分になった。
※ 登山口から見た来馬岳です。このゲレンデを上がり、山の中に入って行きます。
最初はスキー場の中斜面程度の斜度だったが、徐々に急斜面に移っていった。急斜面といってもスキー場だから整備されている。大きな石などは見当たらなく、小礫程度の石が全体を覆い、そこに背の低いフキが繁茂しているといった状態だった。
小礫の中、急斜面を直登しようとすると、踏み込んだ足がズルッと滑ってしまう場面もあり、慎重に登った。
※ 登り始めの緩・中斜面です。
※ 急斜面の様子です。
※ 急斜面を上がる中、二輪ほど咲いていた花ですが、花名は分かりません。
※ 背後を振り返ると登別温泉方面が…。白い煙は地獄谷?倶多楽湖はまだ見えません。
スキー場ゲレンデで格闘すること55分、スキー場の最も高い所(リフトの終点)が来馬岳の5合目だった。
そこからは本格的な登山道になって、しばらくきつい上りが続いたが、やがて緩い斜面となった。ここまでは私も多少の余裕があった。ところが!
※ オオカメノキの花は満開?あるいはちょっと過ぎたあたりでした。
※ これはミヤマエンレイソウ?
※ こちらはスミレの一種ですが、詳しくは何というのでしょう?
徐々に斜度がきつくなってきたな、と思っていたが頂上が近づくにつれ、さらに傾斜は急になった。まるで自分の頭の上を目ざして登るような感じになっていった。
こうなると私にはまるで余裕がなくなった。パワーをMAXまで上げて奮闘した。天気が良かったせいもあるが、顔の汗が目に入ってくるのが辛かった。
※ クマザサが生い茂る頂上近くの急斜面です。
※ シラネアオイの大群落!と思ったのですが、もっと上手がありました。
5合目から7合目までは表示があったのだが、その後は途切れていた。(私が見落としたのかもしれないが)何時山頂が来るのか、必死の頑張りが続いたが、やがて斜度が緩くなり、登山口から1時間50分をかけて頂上に着いた。
※ 来馬岳山頂標識と次に上るオロフレ山です。
※ 写真の真ん中付近に倶多楽湖が小さく見えます。
※ これぞ本当のシラネアオイの大群落です。
快晴の空は、頂上からの眺望も抜群だった。この日の二つの目目的の「オロフレ山」も三角形の端正な山容を見せてくれた。
また、山頂直下にはシラネアオイの大群落があった。これほど見事な大群落を目にしたのは初めてだった。
頂上で30分間、ゆっくりと眺望を楽しみ、体力を回復させて下山を開始した。下山ではやはりスキー場ゲレンデが大変だった。急斜面は真っ直ぐ下りることができず、ジグを切りながら下りなければならなかった。
この日はスタートが早かったこともあり、誰とも出会わなかったが、登山口近くになって数人の人が登山を開始したところで出会った。
9時35分、登山口に降り立ち、下着を替えて、次の目的のオロフレ山に向かった。
【来馬岳 登山データ】
標 高 1040.1m
駐車場 サンライバスキー場の大きな駐車場有り。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口→(55分)→5合目→(55分)→来馬岳山頂(30分滞在)→(40分)→5合目→(35分)→来馬岳登山口
時 間 上り(1時間50分) 下り(1時間15分)
天 候 快晴、無風
登山日 ‘16/06/06
※ 来馬岳山頂からの大展望です。左側にオロフレ山。その横に近い将来登りたい徳舜瞥山の三つの連なりが見えます。
脚のバネは伸びきっているが、心のバネは「早く登山に連れてって!」と今にも飛び出さんばかりに思いっ切り縮んでいた。
スケジュールと天候を睨み、今日二つの山を制覇しようと登別に向かった。
最初は登別温泉にほど近いサンライバスキー場を登山口とする「来馬岳」だった。
スキー場へいたる道が分かりづらく、少し手間取ったが6時ちょっと前に無事にスキー場の駐車場に着いた。天気は風もなく、快晴と絶好のコンディション。気温は朝が早いこともあり、車の温度計は5度を指していた。
準備を整え、ちょうど6時に登山届に記入し、スタート。
最初はサンライバスキー場のゲレンデを上るコースである。ずーっと以前に小樽の天狗岳を夏に山頂から下った経験はあったが、上るのは初めての経験だった。なんだか登山をしているというよりは、つらい体験をさせられているような気分になった。
※ 登山口から見た来馬岳です。このゲレンデを上がり、山の中に入って行きます。
最初はスキー場の中斜面程度の斜度だったが、徐々に急斜面に移っていった。急斜面といってもスキー場だから整備されている。大きな石などは見当たらなく、小礫程度の石が全体を覆い、そこに背の低いフキが繁茂しているといった状態だった。
小礫の中、急斜面を直登しようとすると、踏み込んだ足がズルッと滑ってしまう場面もあり、慎重に登った。
※ 登り始めの緩・中斜面です。
※ 急斜面の様子です。
※ 急斜面を上がる中、二輪ほど咲いていた花ですが、花名は分かりません。
※ 背後を振り返ると登別温泉方面が…。白い煙は地獄谷?倶多楽湖はまだ見えません。
スキー場ゲレンデで格闘すること55分、スキー場の最も高い所(リフトの終点)が来馬岳の5合目だった。
そこからは本格的な登山道になって、しばらくきつい上りが続いたが、やがて緩い斜面となった。ここまでは私も多少の余裕があった。ところが!
※ オオカメノキの花は満開?あるいはちょっと過ぎたあたりでした。
※ これはミヤマエンレイソウ?
※ こちらはスミレの一種ですが、詳しくは何というのでしょう?
徐々に斜度がきつくなってきたな、と思っていたが頂上が近づくにつれ、さらに傾斜は急になった。まるで自分の頭の上を目ざして登るような感じになっていった。
こうなると私にはまるで余裕がなくなった。パワーをMAXまで上げて奮闘した。天気が良かったせいもあるが、顔の汗が目に入ってくるのが辛かった。
※ クマザサが生い茂る頂上近くの急斜面です。
※ シラネアオイの大群落!と思ったのですが、もっと上手がありました。
5合目から7合目までは表示があったのだが、その後は途切れていた。(私が見落としたのかもしれないが)何時山頂が来るのか、必死の頑張りが続いたが、やがて斜度が緩くなり、登山口から1時間50分をかけて頂上に着いた。
※ 来馬岳山頂標識と次に上るオロフレ山です。
※ 写真の真ん中付近に倶多楽湖が小さく見えます。
※ これぞ本当のシラネアオイの大群落です。
快晴の空は、頂上からの眺望も抜群だった。この日の二つの目目的の「オロフレ山」も三角形の端正な山容を見せてくれた。
また、山頂直下にはシラネアオイの大群落があった。これほど見事な大群落を目にしたのは初めてだった。
頂上で30分間、ゆっくりと眺望を楽しみ、体力を回復させて下山を開始した。下山ではやはりスキー場ゲレンデが大変だった。急斜面は真っ直ぐ下りることができず、ジグを切りながら下りなければならなかった。
この日はスタートが早かったこともあり、誰とも出会わなかったが、登山口近くになって数人の人が登山を開始したところで出会った。
9時35分、登山口に降り立ち、下着を替えて、次の目的のオロフレ山に向かった。
【来馬岳 登山データ】
標 高 1040.1m
駐車場 サンライバスキー場の大きな駐車場有り。
行 程 ※ グランドシニアの足とお考えください。
登山口→(55分)→5合目→(55分)→来馬岳山頂(30分滞在)→(40分)→5合目→(35分)→来馬岳登山口
時 間 上り(1時間50分) 下り(1時間15分)
天 候 快晴、無風
登山日 ‘16/06/06