田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

花フェスタ2016を覗く

2016-06-26 20:06:21 | イベント
 雨が上がった昼下がり、「花フェスタ2016」が開催されている大通公園に出向いた。フェスタの中で毎年開催されている「ガーデニング甲子園」の出来栄えを見るために…。しかし、私の関心度は以前と比べると確実に低くなってしまった…。 

          

 今日(6月26日)は、以前に制作した「縄文土器」を野焼きして完成する日だった。ところが降り続く雨のため、主催者(北海道博物館)から来週に延期するという連絡が入り、スケジュールにポッカリと穴が開いてしまった。

 午前中はグータラ、グータラしていたのだが、これではならじと、雨が上がったのを幸いに「花フェスタ2016」を覗いてみようと思った。
 現職時代の私は、この「花フェスタ」に大きな関心を寄せていて、このフェスタに合わせて北見から車を走らせてきたこともあった。その頃は、職場でも、家の庭でも、花壇を美しく飾ることが生きがいの一つでもあったのだ。
 しかし、退職後に札幌へ出てきて、マンション住まいとなり、花への関心が急速に薄れてきてしまった。今はボランティアで多少の繋がりはもってはいるが…。

 さて「ガーデニング甲子園」だが、私の記録によると2010年の花フェスタから始まっている。
 その1回目は7校8チームが参加して行われている。今年は7回目ということになるが、11校15チームが参加しているということだから、チーム数でいうと倍増していることになる。農業高校を中心に、高校生たちがこの「ガーデニング甲子園」に関心を寄せている証拠なのだろう。今回見させてもらって、レベルも確実に上がってきていることを感じさせてくれた。
 優勝した新十津川高校の作品は、狭いスペースの中に見事なイングリッシュガーデンを完成させていた。

          
          ※ 大賞を獲得した新十津川農業高等学校の作品です。

          
          ※ 準大賞を獲得した剣淵高等学校の作品です。

          
          ※ 私が気になった岩見沢農業高等学校の作品です。

 今回、私は「ガーデニング甲子園」と共に、園芸店など専門家が造成する花壇コンクールにも注目してみた。各賞を受賞した花壇を紹介するが、さすがに専門家らしく花の色を意識した構成に洗練された素晴らしさがあった。

          
          ※ 札幌市長賞を受賞した花壇です。

          
          ※ もう一つ札幌市長賞を受賞した花壇です。

          
          ※ 小道具を駆使した組合長賞を受賞した花壇です。 

 フェスタは、その他にもランのコーナーやハンギングバスケットのコーナーなど様々なコーナーがあったが、もう一つのメインは園芸業者が花を販売する花市場だった。こちらは残念ながら私には関心を持つことのできないコーナーで、マイハウス(マイガーデン)を持つ人たちが、購入した花苗を手に持っているのを羨ましく眺めるだけだった。

          
          ※ 会場ではこうした園芸店の販売テントが目立ちました。

          
          ※ 西6丁目の野外ステージではフラダンスのグループのダンスが展開されていました。

 花の季節が到来したこの時期に「花フェスタ」を開催するのはグッドタイミングである。大通公園の西12丁目広場のバラ園は満開の時を迎え、まるで「花フェスタ」とコラボレーションしているようだった。

          
          ※ 西12丁目のバラ園は満開の時を迎えていました。