円熟した指揮は安心して聴いていられるが、若々しい指揮には勢いが感じられ、それはそれで素晴らしい。「ほくでんファミリーコンサート」で若く勢いのある指揮者のタクトに、札響の音も若々しく聞こえてきた?
昨夕、「ほくでんファミリーコンサート」のチケットを入手していた知人のS氏から「体調が良くないので、代わりに聴かないか」という連絡が入った。
幸い、何も予定がなかったので、喜んでチケットを譲り受けた。
「ほくでんファミリーコンサート」は、北海道電力が社会還元として取り組んでいる事業で、今回が504回目の開催とのことだ。聴衆は全てが招待なのだが、昨日もステージ後方も含めて満員の盛況だった。
昨日のブログラムは次のとおりだった。
◇ドビュッシー/小組曲
◇ビゼー/歌劇「カルメン」より 第1幕への前奏曲~序奏、アラゴネーズ ~ 間奏曲 ~ セギディーリャ~アルカラの竜騎兵 ~ ハバネラ~ジプシーの踊り
《 休 憩 》
◇サン=サーンス/交響曲第3番 ハ短調op.78「オルガン付き」
ドビュッシーの小組曲は、私も若干体長不良(といっても単なる寝不足ということだが)
だったこともあり、集中力に欠けていたこともあり、弦の響きの心地良さを感じながらフアーとした気持ちで聴いていた。
ところがビゼーのカルメンの耳慣れた旋律を耳にしたとたん、場内はステージも客席も一気に活気づいたように感じられた。
音を楽しみながら、ステージを凝視すると、指揮者の垣内悠希氏が力強く、躍動するようにタクトを振るっているではないか! その指揮ぶりが今までのどの指揮者とも違って見えた。

資料によると垣内氏は若干38歳で、今春札響の指揮者に就任したばかりで、将来が最も嘱望される指揮者の一人だそうだ。体格も立派で、なかなかのイケメンでもあるようだ。
ビゼーのカルメンは、垣内氏の指揮により、いつも素晴らしい音を奏でる札響が、さらに若々しさを加味した音を奏でていたように感じられた。
そして休憩後のサン=サーンスは、奇しくも先日の西区オーケストラと被る曲だった。
私は西区のときもそうだったが、どうも抑揚に乏しいこの曲の良さを理解できない。(まあ、それがクラシック素人の所以なのだが)「オルガン付き」となっているが、長い曲の中のほんの一部で演奏に加わるくらいで、オルガンの存在感が大きな曲とも思えない。
このような曲の良さを感じられるようになったら、私の聴く耳が多少は進歩したと自覚できるのかもしれないが…。
しかし、札響はさすがにプロである。最もプロらしさを感ずるのは、曲の入りなのではないか、といつも思う。どのパートにしても、曲への入りが非常にスムーズである。そこにアマとプロの大きな差をいつも感じている。
垣内氏の若々しい指揮と、札響のプロらしさを味わうことができた「ほくでんファミリーコンサート」だった。

昨夕、「ほくでんファミリーコンサート」のチケットを入手していた知人のS氏から「体調が良くないので、代わりに聴かないか」という連絡が入った。
幸い、何も予定がなかったので、喜んでチケットを譲り受けた。
「ほくでんファミリーコンサート」は、北海道電力が社会還元として取り組んでいる事業で、今回が504回目の開催とのことだ。聴衆は全てが招待なのだが、昨日もステージ後方も含めて満員の盛況だった。
昨日のブログラムは次のとおりだった。
◇ドビュッシー/小組曲
◇ビゼー/歌劇「カルメン」より 第1幕への前奏曲~序奏、アラゴネーズ ~ 間奏曲 ~ セギディーリャ~アルカラの竜騎兵 ~ ハバネラ~ジプシーの踊り
《 休 憩 》
◇サン=サーンス/交響曲第3番 ハ短調op.78「オルガン付き」
ドビュッシーの小組曲は、私も若干体長不良(といっても単なる寝不足ということだが)
だったこともあり、集中力に欠けていたこともあり、弦の響きの心地良さを感じながらフアーとした気持ちで聴いていた。
ところがビゼーのカルメンの耳慣れた旋律を耳にしたとたん、場内はステージも客席も一気に活気づいたように感じられた。
音を楽しみながら、ステージを凝視すると、指揮者の垣内悠希氏が力強く、躍動するようにタクトを振るっているではないか! その指揮ぶりが今までのどの指揮者とも違って見えた。

資料によると垣内氏は若干38歳で、今春札響の指揮者に就任したばかりで、将来が最も嘱望される指揮者の一人だそうだ。体格も立派で、なかなかのイケメンでもあるようだ。
ビゼーのカルメンは、垣内氏の指揮により、いつも素晴らしい音を奏でる札響が、さらに若々しさを加味した音を奏でていたように感じられた。
そして休憩後のサン=サーンスは、奇しくも先日の西区オーケストラと被る曲だった。
私は西区のときもそうだったが、どうも抑揚に乏しいこの曲の良さを理解できない。(まあ、それがクラシック素人の所以なのだが)「オルガン付き」となっているが、長い曲の中のほんの一部で演奏に加わるくらいで、オルガンの存在感が大きな曲とも思えない。
このような曲の良さを感じられるようになったら、私の聴く耳が多少は進歩したと自覚できるのかもしれないが…。
しかし、札響はさすがにプロである。最もプロらしさを感ずるのは、曲の入りなのではないか、といつも思う。どのパートにしても、曲への入りが非常にスムーズである。そこにアマとプロの大きな差をいつも感じている。
垣内氏の若々しい指揮と、札響のプロらしさを味わうことができた「ほくでんファミリーコンサート」だった。