田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌グルメ紀行 23 北菓楼札幌本館カフェ

2016-06-05 15:55:21 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 二度目のトライで新装開店した北菓楼札幌本館のカフェでのランチが実現した。北菓楼自慢の「オムライス」は牛肉がゴロゴロ入っていて、他とはちょっと変わった味のオムライスだった。 

               
               ※ 大正15年建造の歴史ある石造りの外観をそのまま遺した北菓楼札幌本館です。

          
          ※ 北菓楼札幌本館のエントランスです。

 前回訪れたとき(5/14)には「待ち時間1時間30分」と聞かされて断念して別なところでのランチを強いられた。
 今回も平日だったとはいえ、やはり30分の待ち時間が必要だった。
 席に着くまでの待ち時間を利用して、店内のあちこちを見て回った。
 昨年まで道立文書館別館として使用されていた石造りの歴史的建造物は、外観をそのままにして、内部を建築家・安藤忠雄氏に依頼して改装したという建物である。
 広々とした空間が印象的だった。また2階のカフェ部には前身の文書館のイメージを遺すためか天井まで届く書棚が設けられているのが大きな特徴だった。

          
          ※ 一階部分は北菓楼の和菓子・洋菓子を販売するスペースです。

          
          ※ 二階のカフェへ上がる階段は旧来の階段をそのまま使用しています。

 30分待った後、座席に案内されたが、テーブル&椅子はそれほど凝ったものではなく、いたってシンプルなものだった。
 私たちは北菓楼カフェ一押し(?)の「オムライス」(750円)をオーダーした。オムライスの卵はオーダー時に硬さを指定できるシステムになっていたが、私は普通に、妻は半熟でお願いした。
 ランチメニューとしては、その他に野付のすごい帆立のスパゲッティ950円、キッシュ680円などがある。

          
          ※ 高い天井、そこに備えられた本棚、開放感一杯のカフェです。

 北菓楼自慢の「オムライス」は「天然の飼料と美味しい水を与え、快適な環境の中で育てたこだわりの江別太田ファームの新鮮な卵を使用」と謳っていた。
 やがて出てきた「オムライス」の上に乗っかっている卵焼きを割ると、中から出てきたのは定番のケチャップライスではなく、醤油チャーハンだった。はじめはオッと思ったのだが、北海道産牛の肉と肉厚のシイタケがゴロゴロと入ったチャーハンがなかなか美味しかった。
 さらに上に乗っかった卵もこだわっているだけあってなかなかだったが、こちらは半熟が正解のようだった。

          

          ※ 私たちが食した「オムライス」です。中のライスの色が特徴的です。

          

 今回は食事だけだったが、時間があれば高い本棚に囲まれ、開放感のある空間で食後のコーヒーなどを楽しみながらゆったりするのも悪くない、と思わせてくれた北菓楼札幌本館カフェだった。

          
          ※ 二階の奥のスペースには、この建物の歴史を表す展示コーナーが設けられていました。

          
          ※ この建物は一時、道立三岸好太郎美術館としても使用されていた経過から、三岸好太郎の作品のミニコーナーも設けられていました。

【北菓楼札幌本館カフェ データー】
北海道札幌市中央区北1条西5-1-2
電  話  0800-500-0318
営業時間  10:00~18:00(食事は11:00~15:00)
定休日   ?
駐車場   無(近くに有料駐車場有)
座 席   32席(テーブル席 4×8)
入店日   ‘16/05/30