田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌麺紀行 122 炎の味噌ラーメン 札幌炎神

2017-07-15 21:08:14 | 札幌麺紀行 & グルメ紀行
 進化し続ける札幌ラーメンの一角を担う「札幌炎神(えんじん)」の芳醇味噌ラーメンは噂に違わぬ一品だった。来札する友人たちに進化する札幌ラーメンを食してもらおうと思って見つけた一店であるが自信をもって推薦できる店である。 

 道内各地に住む友人たちが年に一度、札幌に集まる時期がまたやってきた。今年の幹事役になっている私はあれこれと企画を練っているが、その一つに懇親会の後に〆として札幌ラーメンを食するという計画を立てた。

               
               ※ 狸小路4丁目に面して特徴ある店の看板が目印です。

 いろいろ情報を集める中から白羽の矢を立てのが「炎の味噌ラーメン」を標榜する「札幌炎神」である。
 この歳になるとコクのある札幌味噌ラーメンはけっこうつらいところがあるので、朝食を抜きにして、自転車を駆って狸小路4丁目にある店に、開店時(午前11時)に駆け付けた。
 行列店と聞いていたが、開店時ではそんなこともなくスムーズに入店することができた。
 入店して直ぐに券売機でチケットを購入するシステムになっている。私は迷いなくこの店イチオシの「芳醇味噌ラーメン」(800円)を選んだ。

               
               ※ 券売機のところに掲示されているメニュー表です。

                    
                    ※ こちらが券売機です。

 店内はなかなか凝っている。全体では58席もあるということだが、私は入って直ぐのカウンター席に案内された。そのカウンター席の壁には、書家の本田蒼風が「炎神」と大書された見事の書が掲示されていた。椅子は背もたれの付いたおよそラーメン店と思われないようなしっかりした椅子が用意されていた。

               
               ※ 椅子をよく見てください。背もたれが付いた本格的に椅子です。

               
               ※ 書家・本田蒼風の書「炎神」の字が大書されていた。

 やや時間があって「芳醇味噌ラーメン」が出てきた。
 まず見た目の盛り付けが美しかった。と同時に、スープの白さが際立っていた。それは三種の味噌をブレンドしていることと、大吟醸の酒粕を使用していることが白さを演出しているのかもしれなかった。
 そのスープを一口含むと、文字どおり芳醇な香りが口の中いっぱいに広がった。

               
               ※ これがこの店の一番人気の「芳醇味噌ラーメン」です。

               
               ※ スープの白さが際立ちます。

               
               ※ 麺はややカンスイが強いですが、スープによく合っていました。

 麺はカンスイがやや強いかな?と思われたが中太縮れ麺がスープによく絡んで合っているように思えた。
 トッピングは角切りのチャーシュー、シナチク、キクラゲ、タマネギが配され、最後に細切りの鷹の爪(唐辛子)がアクセントとなって載っていた。それは見た目にも美しい仕上がりになっていた。

 芳醇なコクを感じさせながらも、けっしてしつこくなく、私にしては珍しく一気に食してしまった。

 私が在店していた30分余りの間に、若い人中心の客が次々と入店して、店はうわさ通り混み始めた。
 この店なら、来札する友人たちに自信をもって案内できそうだ。

【札幌炎神(えんじん) データー】
札幌市中央区南二条西4-4 狸小路四丁目商店街
電  話   050-5868-4307
営業時間   ≪月~金曜日≫ 11:00 ~ 16:00 
               17:00 ~ 23:00 
≪土・日・祝日≫11:00 ~ 23:00 
定休日    無休
座  席   58席 (カウンター席、テーブル席)
駐車場    無
入店日   ‘17/07/13