田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

山崎夏生の一途一心の野球道

2017-07-22 22:09:57 | 講演・講義・フォーラム等
 北大の野球部を出て、プロ野球に関わりたい一心から、プロ野球審判員を目ざして一途に努力し、歩んだ29年間の審判員人生、そしてその後8年間の技術員人生を、ユーモアを交えながら語った山崎夏生氏だった。

                    

 北海道博物館で現在、特別展として「北海道と野球をめぐる物語 プレイボール!」展が開催されている。その特別展の関連イベントの第一弾として7月16日(日)午後、プロ野球審判員だった山崎夏生氏「一途一心の野球道(みち)」と題して講演するのを聴く機会を得た。

 ところが私は、昨年11月に山崎氏の講演を道新ホールで一度聞いていた。お話の内容に若干の違いはあるものの、ご自分の審判員人生を語るものであり、大意に大きな違いは感じなかったので、興味のある方は、前回の「山崎夏生のプロ野球審判員人生」を参照していただくことにして、野球関連の別の話題に触れることにする。

 実は息子とキャンプに行った夜のたき火のもとでの会話の中で、息子から「今年は高校野球を観戦に行かないの?」と問いかけられた。
 高校野球は、私の関心事の一つなのだが、ここ数年球場観戦から遠ざかっている。
 観戦するとしたら、大会の全試合を観戦したいと思っているので、相当な覚悟が必要だからだ。私は2010年、2011年と2年続けて南北海道大会の全試合を観戦した体験がある。
 その際感じたことは、夏の大会を観戦するには相当な体力が必要である。あの炎天下で連日3試合も観戦し続けるには体力、さらには忍耐力を要求されるが、私の中にそれに耐える自信がなくなってきたような気がする。

 そしてもう一つ。この年2010年の観戦記(ブログ)を超える観戦記を綴ることはもうできないのではないか、という思いがある。今読み返しても、あの夏の感動が蘇ってくる。それを超えることはもうできないのではないか、という思いが自分の中にあるのだ。事実、翌年の観戦記の中で、私はそのことに触れている。
 もし、よければ2010年の私のブログを読んでいただければ、と思います。(その日のところをクリックしてください)
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第一日 
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第一日
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第三日 
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第四日
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 休養日 
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第五日(準決勝)
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! 第六日(決勝戦) 
 ◇“熱闘甲子園”を目ざして! エピローグ編

 特にエピローグ編は自信作であり、私の高校野球への想いが凝縮されたものとなっているように思える。これを超えるものが私の中で紡ぐことができるか、と問われると自信がもてないのだ。

 と言いながら、高校野球への関心はいささかも衰えてない。今日も北北海道大会の決勝戦と、南北海道大会の準決勝戦を、チャンネルを交互に操作しながら見入っていた。
 北北海道大会決勝戦は接戦の末に滝川西高校が見事甲子園に駒を進めた。
 明日の南北海道大会は東海大札幌高校と北海高校の名門校対決となった。はたして甲子園に駒を進めるのはいずれだろうか?TVの前で固唾をのんで見守りたい。