桜の花を愛でながら、木々が付けた萌黄色の若葉に魅せられ、おまけにできれば避けたかった雨にまで歓迎され、文字どおりの花・水・木ウォークとなった。私にとっては3度目となる花・水・木ウォークだったが、自らの老化と運動不足を痛感させられた20キロウォークでもあった。
※ スタート地点での開会行事の様子です。ざっと100人位の参加者でしょうか?
今日(5月6日)、札幌歩こう会が主催する東札幌⇒北広島間20キロをウォーキングする「花・水・木ウォーク」に参加してきた。
このウォークはもともと札幌スポーツ財団が主催していたのだが、何らかの理由により開催されなくなったイベントだった。その当時、私は2009年、2010年と2度にわたって参加していた。(その当時の投稿はこちら 2009年⇒ 2010年⇒)
※ スタート直後、私たちを見頃の桜の花が出迎えてくれました。
「花・水・木ウォーク」(ハナミズキ)という名称もいいなぁ、と当時思っていたのだが、札幌歩こう会の面々も同じ思いだったのか、それを引き継ぐ形で会の行事として行っていたようだ。
そのことをこの春に知り、外部参加も認めるとのことで、最近ウォーキングに取り組んでいるというO氏を誘い参加することにした。
※ こちらは桜の花のトンネルです。天気が良ければさらに鮮やかに見えたことと思われます。
参加者は意外に少なかった。20キロの他、5キロ、10キロの部もあり、総計で100名前後か?20キロの部は数えてはいないが20数名といったところだったろうか?
コンディションは良くなかった。スタート時の9時30分、気温は10℃前後と寒いくらいだった。
スタート時は雨が降っていなかったものの、すぐにポツポツときて、ウォーキング中は絶えず小雨が降るコンディションだった。
※ コンディションはスタート直後から雨模様。みなさん思い思いに雨装備をされてのウォークとなりました。
スタートして直ぐ、桜の花が路上を覆い、その見事さを写真に収めることができたが、好天であればさらに鮮やかに撮れたのではないか?残念!
三々五々のウォーキングなのだが、ほとんどの方が歩こう会の会員とあってか、歩くスピードが速い。先頭はたちまち見えなくなった。
私たちもそれにつられるように、想定していたスピード以上の速足を促された気分だった。
※ 地下鉄白石駅近くの道路上に架けられたウォーキング(サイクリング)専用の橋です。
※ 白石地区に広がる白樺の並木は、萌黄色の若葉が清々しく映ります。
途中、大谷地を越えたころだったろうか?雨脚が強くなったこともあり、傘だけでは下半身が濡れてしまうこともあり、雨具を装着するため雨を避けられる東屋で休憩を取ることにした。
一息入れていると、歩こう会の方で最後尾の旗をもった方がやってきた。つまり私たちはそれ以降最後尾を往くこととなった。
※ 道路と交差するところは、時には写真のようにトンネルで交差して進みます。
けっこう脚にはきているものの、二人で会話しながらのウォークは疲れを忘れさせ、私たちを前へと運んだ。
札幌と北広島の境界近くのコース上で最も美しいと私が思っているところを通過し、北広島市に入った。
前には誰も見えない。後ろに最後尾の旗をもった若い人が私たちの後を付けてくる。
※ 私がコース中最も美しいと思っている上野幌付近のコースです。
誰も途中で昼食を摂らずにゴールを目ざしたようだが、私たちは予定どおりに「自転車道の駅」というところで昼食タイムを取った。
雨で体が冷えていたからか、私が持参したカップの味噌汁がことのほか美味しかった。
ここでも最後尾の彼が傍にいるためゆっくりできず、およそ20分間で再スタートとなった。
※ 北広島市域に入って、向こうから雨の中をマラソン人がやってきます。
一休みしたこともあって、脚が元気を取り戻したようで、それからは割合スムーズにゴールの北広島駅まで歩き続けることができた。
ゴールは13時30分、昼食や休憩を含めて4時間といったところ、実質3時間30分くらいか?想定よりかなり速いスピードである。疲れるはずだ。
※ ゴールの北広島駅近くです。レンガ道路が歓迎してくれているようです。
心配していた膝の痛みが出なかったことは私にとって朗報である。
27日(日)には再び20キロウォークを予定している。夏山シーズンも目の前である。
「少し体を動かさないといかんぜよ!」と叱咤された「花・水・木ウォーク」だった…。