田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

道の駅 あいろーど厚田

2018-05-10 18:43:49 | 札幌(圏)探訪
 厚田の「戸田記念墓地公園」の桜を愛でた後、4月27日(金)にオープンしたばかりの道の駅「あいろーど厚田」を訪れた。オープンして間もなくとあって、駐車場に向かう車で国道は大渋滞!そうしてようやく訪れた道の駅は? 

             
             ※ オープン間もない道の駅「あいろーど厚田」の3階建ての建物全景です。

 5月9日(水)、「戸田記念墓地公園」の満開の桜に感激した私たちは、その足でオープンしたての道の駅「あいろーど厚田」に向かった。
 道の駅は、札幌から向かった場合、厚田の市街地を抜けて間もなく右手にある「あいろーどパーク」内にあった。
 平日にもかかわらず、私たちと同じように新しい施設を覗いて見ようという新しもの好きがたくさん詰めかけていた。
                     

 「あいろーどパーク」内には、道の駅のほか、郷土が生んだ偉人・戸田城聖の生家、厚田キャンプ場、恋人の聖地などが併設され、厚田の観光施設が集中している感じだった。
 私たちは、まず戸田城聖の生家を見物することにした。戸田の生家は厚田の浜に厚田川沿いにあったらしいが、現在地に移築・復元されたということだ。
 生家は想像していたより広くて立派だった。明治後期の建物としては居間・寝室・客間なども備えていて、鰊景気に沸く厚田で戸田城聖はわりあい裕福な幼・少年時代を過ごしたようだ。

             
             
※ 郷土の偉人戸田城聖が幼少期を過ごした生家の全景です。

             
             ※ 戸田城聖の生家の建物内部です。

 続いて、お目当ての道の駅「あいろーど厚田」を訪れた。建物は3階建ての立派に施設で、エスカレーター、エレベーターも備えられていた。
 各階の構成は、1階が地場産品販売コーナー、地域観光情報コーナー、飲食テナントショップ(蕎麦店・一純)、そしてもちろん24時間トイレが備えられていた。
 2階は、郷土資料室、自然・歴史展示コーナー、飲食テナントショップ(ピザ店「HOME」・海鮮工房「二三一」、冷菓店「Lico Lico」)、休憩スペースが備わっていた。
 そして3階は展望フロア&デッキとなっていた。

             
             ※ 道の駅「あいろーど厚田」の展望デッキから日本海を望んだところです。

             
             ※ 駐車場は第一駐車場(手前)も第二駐車場(奥手)もびっしりです。

             
             ※ 厚田の海岸には人口の海水浴場(手前)がありました。その奥は厚田港です。

 道の駅というと、地場産品を積極的に販売しているところが多いが、ここの道の駅の地場産品販売コーナーもお客さんでごった返していた。ただ、同行した妻に言わせると品ぞろえはあまり興味ないということだ。
 面白いものが目に入った。「ジャンボ中華まんじゅう」(1,380円)と「ジャンボどら焼き」(780円)である。「あれっ?厚田で作られていたかな?」と思い、調べてみると隣の浜益で開業する「ふじみや製菓」の製品だった。

             
             ※ 地場産品販売コーナーにはいろいろな地元産の物品が並べられていました。

             
             ※ この中華まんじゅう、このどら焼き、十分に話題になりそうな大きさです。

 道の駅を一通り見終わった後、ちょうど昼時だったので、1階の十割蕎麦店「一純」で蕎麦を食することにした。私は「鰊蕎麦」(900円)、妻は「かけ蕎麦」(600円)をチョイスした。
 発券機で食券を購入し、セルフサービスで料理を運ぶというライトな店だった。蕎麦の味の方はまあまあといったところか?甘辛く煮込んだ鰊が美味だった。

             

             
             ※ 私が食した鰊蕎麦です。甘辛く煮込まれた身欠き鰊が絶品でした。

 厚田としては、道の駅を中核施設として、そのほかの施設も含めて上手く構成したと思われるが、はたしてこの後も好調に集客し続けることができるであろうか?
 オープン景気が一段落した後が、本当の勝負であろう…。