個室にて日本料理をいただき、食後のコーヒーを楽しみながらまったりとしたひと時を楽しむのもいいもんだ。そんな思いを抱かせてくれた昨日の午後のひと時だった…。
※ 割烹 たま笹のエントランスです。
妻は同じマンションに住んでいるご婦人たちと時折りランチ会を催しておしゃべりを楽しんでいる。そんな姿を目にして、男だってそんな時間を持ってもいいのではと考えていた。たまたま昨日(31日)は特に予定もなかったことで、以前から「時には一緒に食事でも…」と語り合っていたコンサート鑑賞仲間の三人でランチ会をしてみようということになった。
会場は妻から「日本料理店が相応しいのでは?」との推薦もあり、円山にある「割烹 たま笹」に予約をした。「割烹 たま笹」はけっして高級な料理店ではないが、しっとりと落ち着けて、料理の美味しい日本料理店として知られていた。
予約した12時30分、3人揃って入店すると6人くらいは入れるのではないかと思われる個室に案内された。予約したのは「ぜいたく丼定食」である。
※ 私たちが案内された個室です。
「たま笹」の中ではけっして高価なランチではないが、一応簡略な日本料理の形式にのっとって、先付けが出され(これがとても美味しかった!)、続いてメインの海鮮丼と併せて焼き物、揚げ物、蒸し物、吸い物がセットとして出された。そして食後には水菓子が提供されるという形だった。
私たちは会話を挟みながら美味しく新鮮な海鮮丼に舌鼓を打ちながらご馳走になった。
※ 私たちが食した「ぜいたく丼定食」です。
食事時も、そして食後のコーヒーを供にしながらも、他愛のない話が続いた。その内容は、自らの老いのこと、現職時代の思い出、終活のこと、等々…。とりとめのない話はいつ果てるともなく続きそうな気配であり、時間に縛られないお爺たちにとっての極上の時間でもあった。ただ、「たま笹」のランチは14時までと制限されていた。
※ トイレの手洗いも割烹らしい雰囲気を醸し出していました。
時間に押されるように私たちは「たま笹」を後にした。誰からともなく、「またこうした時間を持ちましょうや」と約束して、3人はそれぞれの家路に就いたのだった…。
お爺のランチ会もいいものです!
※ 使用した写真は全てお店のHPの写真を借用しました。
ランチというから、てっきり銀座ライオンのようなお店かと想像していたら、びっくりです!
豪華で美しいお料理の内容は、ランチという軽い言葉には似つかわしくないほどですね。
ぼくも、いつかはこのお店に行けるような身分になりたいものです。
いやいや私の好みからいったら銀座ライオンでしょうね。ところが他の二人は下戸ときていて、私はいつも気を使わねばならないのですね。
でも今回の選択は正解だったと思っております。食事も、空間も…。
しろまめさんの場合はもっとハイソなところでどうぞ…。